コロナ禍での自粛生活により、めっきり外食する機会が減ってしまった昨今。デリバリーもいいけれど、ラーメンばかりはやっぱりお店でできたてアツアツを食べたい。あ~、ラーメン食べたい! そんな中、人気店「一風堂」の新店「一風堂 新橋店」が、2020年7月18日にグランドオープンすると聞きつけて、早速行ってみた。

  • 店舗は新橋駅5番出口から徒歩1分の好立地にある

サラリーマンの聖地・新橋に新店舗オープン

サラリーマンの街、新橋駅5番出口を出てコリドー通りに向かって徒歩1分ほどでおなじみの「一風堂」の看板がすぐ目についた。店舗はガラス張りで天井が高く、おしゃれな空間で老若男女誰でも気持ち良く入りやすい雰囲気が演出されている。

オープン初日の11時、梅雨空の下で店頭で待ちわびていたお客さんと共にソーシャルディスタンスを取りながら入店。新橋店では券売機を導入しており、まずは券売機の横に置かれたアルコール消毒液を手に吹きかけてから食券を購入。チャーシュー2枚、煮卵がトッピングされた「特製赤丸」(税込1,160円)を注文してみた。

久しぶりのラーメンに心躍る! 「特製赤丸」を実食

一席ずつ仕切られた安心感のあるカウンターに座って待つこと数分。運ばれてきた「特製赤丸」とご対面。クリーミーな豚骨スープにマー油が浮かんでおり、グッと食欲がそそられる。本当に久しぶりに店で食べるラーメンに早くも感激だ。

  • 炙ったチャーシューが2枚乗った「特製赤丸」は食べ応え満点で大満足!

まずはスープをひと口。うわ~美味い! コクがあって臭みゼロ。思わずしみじみ、ラーメンを食べられることに感謝。中央に配置された辛味噌を溶かしつつ飲むとより一層旨味が感じられる。麺は「普通」でオーダー。歯ごたえがよくスープによく絡む。

  • 一風堂といえばスープの美味さ。ひと口啜って食欲がグンとアップした

  • スープ、マー油、辛味噌に絡んでスルスル入ってくる麺

そして、チャーシューへ。このチャーシュー、他の「一風堂」のものと少し異なっており、厚切りで提供直前に香ばしく炙ったもの。箸でつまんでみると、想像以上にぶ厚くて、どっしりとした重量感がすごい。食べてみるとまるでステーキのようにジューシーで肉感たっぷり、食べ応え満点。

  • チャーシューは存在感抜群のデカさ!

炙ったことで香ばしく、肉の旨味がギュッと閉じ込められている感じ。このように炙ったチャーシューをのせたラーメンは現在、福岡市の「一風堂 塩原本舗」で提供されており、「塩原本舗」とこの「新橋店」でのみで食べることができるそうだ。これは絶対食べてほしい。

  • チャーシューのぶ厚さにビックリ!

あまりの美味さに思わず即座に麺を食べきってしまい、すかさず替え玉を注文。今度は「バリカタ」で。残しておいたもう一枚のチャーシューと共に、スープも一滴残らず完食。やっぱり「一風堂」のラーメンは美味しいなあ。ごちそうさまでした。

  • あまりの美味さに替え玉しちゃったよね(バリカタ)

  • 替え玉のためにチャーシューを一枚温存していた自分の戦略を褒めてあげたい

ちなみに、オープン初日のランチタイムには、「一風堂」創業者・河原成美さんが厨房に立っており、店の中はひと際活気づいていた。帰り際、すれ違いざまに「ごちそうさまでした! 」とご挨拶すると、ニコッと笑顔で「ありがとうございました! またお待ちしています! 」と元気よく返してくれて、なんだかとても幸せな気分で帰ることができた。

「一風堂」では現在、お客さんの安心・安全にこれまで以上に配慮しており、アルコール消毒の設置、テーブルやイス、卓上調味料の細目なアルコール消毒、衛生を考慮した方法でのサービス品「辛もやし」の提供、従業員による出勤時の検温や体調チェック、こまめな手洗いの徹底などをしながら営業を続けているという。まだまだ予断を許さないご時世だが、安心・安全で、ここだけの味を楽しめる「一風堂 新橋店」で、ラーメンを美味しさを思う存分再確認してみてほしい。

●information
「一風堂 新橋店」
東京都港区新橋一丁目4番5号 ヒューリックG10ビル1F
席数:30席
営業時間:月~土:11時~22時、日:11時~21時
※食材がなくなり次第、上記の営業時間より早く店じまいさせていただく場合がございます。