カーリース月額定額サービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルはこのほど、運転中に眠くなったことがあるかどうかや、眠くなったときの対処法についてインターネット調査を実施し、結果を公表した。
これから夏に向けて旅行や帰省など、車で移動する機会も増えていくと思われる。しかし、車での外出は楽しいものだが、長距離や単調な道の運転などは眠くなりやすいため、運転中に眠気に襲われた経験がある人もいるかもしれない。
せっかく、車で楽しい時間を過ごしているのに居眠り運転で事故などは起こしたくないもの。実際、ドライバーは眠気に対し、どのような対応をしているのだろうか。そこで今回、車をよく運転する全国の男女1,522人を対象に調査を実施。調査期間は、2020年6月3日〜6月19日だった。
車をよく運転する1,522人に対して、運転中に眠くなったことがあるかを聞いたところ、84.3%の1,283人が「ある」と回答。多くの人が運転中に眠くなった経験があることがわかった。
「運転中に眠くなったことがある」と答えた1,283人に対して、運転中、眠くなったときの対処法はあるかを聞いたところ、79.8%の1,024人が何らかの対処法を実践していることが明らかとなった。
「運転中に眠くなったときの対処法がある」と回答した1,024人に、その具体的な対処法を聞いたところ、「ガムを噛む」(40.1%)、「寝る」(29.1%)、「曲を聴いたり歌を歌ったりする」(18.3%)といった回答が上位を占めた。
「その他」(12.5%)と回答した人の中には、「コーヒーやエナジードリンクなどの飲み物を飲む」「飴やタブレットなどを食べる」など飲食をすることで気分を変えたり、「窓を開けて空気の入れ替えをする」「停車して深呼吸や軽い運動をする」と環境を少し変えたりすることのほかに、「休憩をする」「運転をやめて、交代してもらう」「大声で叫ぶ」「顔や体を叩いたり、つねったりする」など、さまざまな工夫をしていることがわかった。
運転中に眠くなったときに行う最も効果的な対処法として「ガムを噛む」と回答した411人に、具体的な商品名を聞いたところ、275人の回答があった。回答には、ロッテの「ブラックブラック」(54%)が半分以上の割合を占めており、ほかの商品を見ても、刺激や清涼感のある商品が選ばれていることがわかった。運転中に眠気を感じたときには、甘いものよりも、気分をすっきりとさせてくれるガムが有効だと感じている人が多いようだ。
今回の調査を通して、多くのドライバーが自分なりの眠気の対処法をもっていることがわかった。運転中に眠くなると注意力が落ちたり居眠り運転をしてしまったり、大きな事故につながる可能性がある。同社では、「どうしても眠くなったときは無理をすることなく、いったん休憩をとるなどして余裕をもって運転するようにしていただきたいです」とコメントしている。