有楽町~新橋駅高架下に新しいグルメスポット「日比谷グルメゾン」が7月9日、オープンした。"食事と空間を五感で味わう"がコンセプトのこの施設。

今回はその中でも、全国から選りすぐりのラーメン店が集う「ラーメン アベニュー」と、クラフトドイツビールやモダンドイツ料理が味わえる「シュマッツ・ビア・ホール」に注目。店内の様子やそこで味わえる料理を紹介しよう。

  • 新橋高架下に"新グルメスポット"がOPEN

「ラーメン アベニュー」には全国から選りすぐりのラーメン屋が集結

「日比谷グルメゾン」の一角にある「ラーメン アベニュー」。ガラス張りのおしゃれな外観からは想像できないが、ここでは全国から選りすぐりのラーメン屋3店舗が店を構える。それぞれ違ったこだわりをもつラーメンを、さっそく堪能してみた。

  • 「ラーメン アベニュー」入口

  • 入ると(手前から)「神仙」「新風」「ふくもり」の3店舗が並ぶ

アジ煮干しの濃厚なダシと北海道小麦の麺が絡む「ふくもり」

東京・世田谷に店を構える人気店「中華そば ふくもり」がラーメンアベニューに出店。ニューヨークの一角をイメージしたモダンな空間で味わったのは、名物の「肉そば」。

  • 大きなスクリーンや壁にはニューヨークを思わせる装飾が

お皿にいっぱいに敷き詰められた肉がインパクト大なラーメンは、一口食べるだけで煮干しダシが効いたスープの旨味がガツンと感じられる。

  • ふくもり「肉そば」(1,030円)

中央にはひき肉と柚子、ネギ、そしてチャーシュー10枚(150g程)がのっており、ボリューム満点。北海道産の「春よ恋」という上質な小麦を100%使用し、麺にもこだわった一杯だ。

  • 10枚のったチャーシューは圧巻

上品な豚骨スープが特長の博多ラーメン「新風」が東京初出店

博多発祥の人気店「博多 新風」が東京に初出店。14~15時間かけて抽出した豚骨のダシは、博多から直送しているご主人の奥様お手製の麺と相性◎。チャーシューは豚骨スープに合うように柔らかく煮込み、とんこつながら臭みがまったくないスープは上品な味わいに仕上がっている。

  • 新風「博多豚骨」(780円)

金沢の素材にこだわったやみつき濃厚味噌ラーメン「神仙」

北陸・金沢創業の「金澤味噌ラーメン 神仙」。スープにはニンニクやショウガに加え、金沢の杉樽仕込みの自然に熟成させた「加賀味噌」など20種類の味噌を使っているという。

  • 神仙・日比谷店限定「辛ねぎ味噌ラーメン」(930円)

人気の「炙り肉盛り味噌ラーメン」は、香ばしく炙った豚バラ肉が特長で、麺には石川県で50年以上歴史のある製麺屋の麺を使用。ばれいしょでん粉を入れてもちもち感と甘さが感じられる唯一無二の味わい。

  • 神仙「炙り肉盛り味噌ラーメン」(980円)

また「辛ねぎ味噌ラーメン」(930円)は、大振りの"ねぎ"が山盛りにのったピリ辛な一杯。シャキシャキとしたネギとモチモチ麺の食感のコントラストを楽しめる。

ドイツ料理とクラフトドイツビールを味わう「シュマッツ・ビア・ホール」

つぎに紹介する「シュマッツ・ビア・ホール」は、"一年中オクトーバーフェスト"をコンセプトに、ビールと一緒に新感覚のドイツ料理などを提供。店内は、ドイツで毎年9月に開催される世界最大級のビールの祭典"オクトーバーフェスト"をイメージして、天井には青と黄色のリボンが目を引く大きなリースが飾られている。

シュマッツが2015年に赤坂でオープンしたビアダイニングは瞬く間に口コミで話題となり、現在首都圏と名古屋に店舗を展開。日比谷グルメゾン店はシュマッツとしては35店舗目、ビアホールとしは初の試みになるという。

  • 「シュマッツ・ビア・ホール」では、常時8種の樽生ドイツビールとオリジナルビールを揃える

  • "オクトーバーフェスト"をイメージした店内

同店では、常時8種の樽生ドイツビールの他、数多くのオリジナルビールをボトルで取りそろえる。鮮度が命のビールは、水以外は全てドイツ原産のものを使用し、日本で醸造。日比谷グルメゾン店限定で、華やかな香りとラガービールのような爽快な後口を併せ持つ"ケルシュスタイル"のビール「カンダクラフト」が登場する。

  • (左)フルーティーな香りが特長の「カンダクラフト」。(右)シャープでさっぱりとした味わいが特長の「ヘルツ」(各250ml 715円、400ml 979円、1,000ml 1,980円)

「モダンドイツ料理」はビールとの相性も抜群

  • "モダンドイツ料理"も豊富の

もちろん、料理やおつまみもおすすめだ。クラフトドイツビールに合う、"伝統×オリジナル×進化"を念頭にメニュー開発をしているという「モダンドイツ料理」は、大切な人と過ごす時間を盛り上げてくれることだろう。

  • 「ロティサリーチキン」(ホール 3,278円、ハーフ 1,738円)

たとえばこちら、ドイツのオクトーバーフェスの定番料理「ロティサリーチキン」(ホール 3,278円、ハーフ 1,738円)は、丸焼き鶏を豪快に楽しむことができ、お祭り気分を盛り上げるビアホールならではの一品。

  • 「スモークソーセージ」(単品 682円、3種盛り 1,958円)

また、シュマッツ自慢の「スモークソーセージ」(単品 682円、3種盛り 1,958円)は、ドイツ人も認めたという肉厚ジューシーでパリッとした食感。ビールがどんどん進む一品となっている。

これからも「日比谷グルメゾン」に目が離せない

日比谷や銀座、有楽町からのアクセスも良く、ビジネスやレジャーで多くの人が行きかうこの街に新たにオープンした「日比谷グルメゾン」。この他にもタイ料理の「タイ屋台 999」や店内の生簀から魚を選んで食べられる「板前バル ライブ フィッシュ マーケット」などが立ち並ぶ。

ランチやディナーなど、様々なシチュエーションで、親しまれる場所となっていくだろう。

●information
日比谷グルメゾン
住所:東京都千代田区内幸町1丁目7番
営業時間:各店舗に準ずる

※価格はすべて税込