クルマのセルフ査定アプリ「ガリバーオート」のダウンロード数がサービス開始から約8カ月で5万件を突破した。店舗を訪れることなくクルマを査定できるのが特徴のアプリだが、新型コロナウイルスの感染拡大により、ソーシャルディスタンスを確保することの重要性に関心が集まったことも好評の要因となったそうだ。

  • ガリバーオートを使っているところ

    クルマのセルフ査定アプリ「ガリバーオート」が5万ダウンロード突破!

新規顧客が66%

ガリバーオートはスマホでクルマを撮影し、いくつかの質問に答えるだけで査定額を知ることができるアプリだ。査定にはガリバーの知見を盛り込んだAIを活用。希少な輸入車など、AIによる査定が難しいクルマはプロの査定士が買い取り額を算定する。査定のカバー率は100%であるとのことなので、このアプリを使えばどんなクルマの査定額も知ることができる。査定を受けた後はクルマを売る、カーシェアリングで活用するなど、いろいろな手放し方が選べる。

中古車のガリバーを運営するIDOMによると、ガリバーオートをダウンロードしたユーザーの約66%は「クルマの査定をしたことがない人」か「ガリバー以外の他社では査定をしたことがある人」だったとのこと。アプリを用意したことで、ガリバーは新たな顧客との接触に成功したようだ。ユーザーからは「AIのみの査定で大まかな回答だろうと思ったが、しっかりとプロの査定士が入っていて安心だった」「手軽に金額を算出できた」などの声が届いているという。

5万ダウンロードを記念し、IDOMでは「プロ査定士が教える! 意外な査定金額アップのポイント」なるちょっとしたTipsを公開した。その内容は、「査定前の洗車によって金額がアップすることはない」「定番のカラーが人気だが、海外に輸出する場合はワインレッドやアイスブルーなどに高値が付くこともあり、一概にはいえない」「査定の際には、クルマを大事にしてきたことやクルマへの思いを査定士に伝えてみる」といったこと。査定の際には、参考にしてみてもいいかもしれない。