イヤイヤ期が過ぎても手を焼く子供のヤダヤダ攻撃。「お風呂入って」「お片付けして」……何を言ってもスイッチが入らないと動いてくれないお子さんも多いのでは?

Twitterでは藤原さん(@fj_wr_)が投稿したある声掛け方法が育児のライフハックだと話題です。

  • ある言葉をかけると子どもたちが動き出す?

    ある言葉をかけると子どもたちが動き出す?

うちの子ら、乗せられやすいので「今着替えるとポイント2倍中です!」とか「なんと今お風呂を上がると…!?」と期間限定を匂わせるとめちゃくちゃ張り切る。なんのポイントが二倍なのか誰もわかってないし何に使えるポイントなのか知らんのに。(@fj_wr_より引用)

その方法とは、期間限定を匂わせること。大人でも、タイムセールや期間限定という言葉に惹かれてしまうことありますよね。このツイートには「この技、使わせていたたきます」「楽しそうでいいな~」と参考にするコメントが続々と寄せられていました。

早速試した人からは、「小2の娘もポイント欲しさに速攻着替えております」「ぐずぐずの5歳児が5秒以内にお風呂に入ると! ポイント100倍! って言ったら風呂にダッシュしていった」など、効果てきめんだった様子。中には「旦那に試したところ『ヤッタァーー!!!』と走っていった」という人も。もしかしたら大人にも使える技なのかもしれません。

このツイートを投稿した藤原さんに話を伺いました。

―――この技は、お子さんが何歳の時に使っていましたか

子供がポイントで機嫌よく行動していたのは過去のことで、このツイートは思い出話となります。3~6歳の頃よく使っていた手です。しかし、小2のお子さんにも喜んでもらえたというリプライもいただいているため、年齢ではなくその子の性格(ノリやすさ?)によるのかなと思います。配偶者にも通用したという報告もあるため、その辺りはかなり性格が関係すると思います(笑)。

―――この技を使う時のコツはありますか

ポイント二倍を声掛けする時のコツは、ポイントを発行したからにはきちんといくら貯まったかカウントしようとか、貯まったポイントをきちんと還元しようとか思わないことです。

親からのポイントの発行には二種類あり、トイレトレーニングやお手伝いに対する対価など、厳密なルールをもって管理すべきポイント(達成感を味わえる効果があるもの)と、ルールは特になく無作為、無意味、適当なノリで発行される仮想通貨(はい、おつり500万円、と言いながら手のひらを叩くだけの大阪のお店やさんのノリと同等)的なものがあり、今回のポイントは後者です。

―――子供のノリや性格がこの技を使えるかの分かれ道になりそうですね

「このポイントは何に換金できるの?」と相手に聞かれるようならこのポイント発行によるお遊びはその時点で破綻します。この謎ポイントは、なんの疑問も抱かず「やったぁ!」と喜べる、少し考えが浅い人、または実際の対価がないことを分かっていながらその場の雰囲気を良くすることを是とすることに長けた人向けです。その辺りを視野に入れた上で、だめもとで導入してみるのが吉でありコツだと思います。

「ポイント2倍」の技を使うには、子供のノリと保護者の雰囲気作りが重要となりそうです。ノリがいいお子さんにはさらに使える技があるとのこと。

ノリのいいお子さんをお持ちの保護者さん。もしポイント2倍とかで喜ぶ子なら、その子の近くで「ママが二階に行って戻ってくるまでに、魔法でテーブルの上のものが片付いたりして…そんな魔法あるわけないよな~」とでかいひとり言を行ってちょっとその場を離れて見てください。(@fj_wr_より引用)

なんと、魔法で部屋が片付く!? ライフハック。乗せられ上手なお子さんなら、ママをびっくりさせちゃおう!と張り切って魔法をかけてくれるかもしれません。

子供がなかなか言うことを聞かない時は、この技を試してみてはいかがでしょうか。