JR九州は9日から、「花結びプロジェクト」を順次実施する。列車の見送りを行う人や乗客に花の種をプレゼントするほか、一部地域にて「ななつ星 in 九州」のクルー、D&S列車の客室乗務員らが地域住民と種植えを行い、秋に向けて花を咲かせていく。

  • 花の種のBOX(イメージ)

「花結びプロジェクト」は、今年の夏から秋にかけて豊肥本線の全線復旧、新たなD&S列車「36ぷらす3」のデビュー、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」のデビュー7周年と明るいニュースが続くことを受け、これらのニュースを九州内で盛り上げたいとの思いから実施される。

その一環で、「ななつ星 in 九州」のクルーらが沿線地域を訪れて種を配布し、一緒に種植えを行う取組みが6月9日からスタートしている。新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、種植えを行う場所は公表していないとのことだが、種植えの様子や花の成長記録などは今後、「ななつ星 in 九州」サイトや客室乗務員公式インスタグラムで紹介される予定となっている。

6月19日以降、D&S列車の車内にて、客室乗務員から乗客へ花の種をプレゼントも。7月14日からは、「ななつ星 in 九州」のおもな停車駅のホームで出迎え・見送りを行った人へ、クルーが花の種をプレゼントする。

  • クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」は7月14日から運行再開

配布されるのはコスモスの種で、10月頃に開花予定。「ななつ星 in 九州」や各D&S列車のロゴマークが入った水戸岡鋭治氏のデザインによるマッチ箱タイプのボックスとともに贈られる(どちらも1人1箱、なくなり次第終了)。