コソドは6月1日、「THE TOBACCO(ザ・タバコ)」神田店、赤坂店をグランドオープンした。

  • "新しいカタチ"の喫煙所「THE TOBACCO」 が神田と赤坂にオープン

同施設は、「喫煙のあり方をイノベーションする」をコンセプトに掲げ、非喫煙者と喫煙者が心地よく共存できることを目指した"新しいカタチ"の喫煙所。

4月1日に全面施行された「健康増進法の一部を改正する法律」により、飲食店含め屋内での喫煙が原則禁止される。そんな中、よりマナー良く、心地よい分煙の実現と煙草文化の発信を目的として始動した新しい喫煙所ブランドとなる。2020年に4カ所、2021年には13カ所に順次オープンする予定となっている。

喫煙できる場所がさらに制限されていく中、喫煙者が積極的に立ち寄りたくなる場所をプロデュースすることで、路上喫煙やポイ捨てなどのマナー違反を減らしていくことに寄与。商店街や周辺エリアへの動線活性化を目指し、今後はテナント契約のほか、レベニューシェアやフランチャイズ展開、スペースレンタルなど柔軟な視点で全国に展開する。

  • 柔らかく居心地の良い、かつ洗練された内装デザイン

空間デザインは、IDEE(東京)、Jean Nouvel Design(パリ)、Yabu Pushelberg(ニューヨーク)を経て、現在は東京を拠点に「Shuhei YONEDA / L'ATELIER」として活動する米田周平氏が担当。「the minimal classic tobacco shop on the street corner」をコンセプトに掲げ、これまでの喫煙所の常識を覆すような、斬新さと落ち着きを最適なバランスでブレンドした最適な喫煙体験を演出している。ミニマルでモダンな雰囲気でありながらも、素材の温かみや細部のこだわりを感じることのできる空間が完成した。

  • 「THE TOBACCO 神田店」

  • 「THE TOBACCO 赤坂店」

また、喫煙所に隣接する形で、エントランスを別に設けたコーヒースタンドも同時にオープン。心地よい喫煙には欠かすことのできないコーヒーやカフェ・ラテ、アルコール飲料などを提供するほか、たばこや関連グッズの販売を行う。コーヒースタンドのみご利用いただくことも可能となる。コーヒースタンド兼煙草販売店を全ての喫煙所に隣接させることで、高い利便性も追求している。

  • すべての喫煙所にコーヒースタンドが隣接

同施設が展開する喫煙所では、入居する施設条件に合わせて最適な集塵機と排煙出力調整機能を導入。ゲストが喫煙所に出入りした後でも服などに匂いが残らない快適さを追求しつつ、混雑時や時間帯により排煙出力調整、集塵機、冷暖房の3つを組み合わせてバランスを保った"心地よい空間"に仕上げている。利用する時間帯や前後の予定を気にすることなく、いつでも気軽に立ち寄れるようなクリーンな環境を常に提供する。

  • たばこ文化をポップに伝えるアーティストとのコラボレーションを展開

さらに、たばこ文化をポップに伝えたいという想いからイラストレーターやグラフィックデザイナーとのコラボレーションによるグッズを展開し、喫煙所に隣接するコーヒースタンドにて販売。コラボレーショングッズ第1弾は鮮やかな色合いとポップなイラストで人気を博しているイラストレーター、金安亮氏によるイラストがプリントされたロングスリーブTシャツとトートバッグをラインナップしている。