お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が25日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月～金8:00～10:25)に生出演。23日に亡くなった女子プロレスラー・木村花さん(享年22)がネット上で誹謗中傷を受けていたことについて言及し、取り締まりの必要性を訴えた。
加藤浩次
加藤は、木村さんへの誹謗中傷について「完全に刺しにいっている。『死ね』とか『テレビからいなくなれ』とか、相手を傷つけにいっている。相手の自尊心を削りにいっている。俺はその言葉は絶対ダメだと思う」と批判。「発する言葉でも伝わる部分はあるし、文字になってもその人の気持ちは乗っかる。そのときに、『私、そんなつもりなかったじゃ』じゃ済みませんよ。傷つけにいってるんだから」と指摘した。
そして、「我々普段しゃべってても、相手の自尊心を傷つけてはいけない。相手を傷つけにいく言葉は絶対にダメなんですよ。文字になっても伝わるの。それが1日100件どんどん入ってきたら、つらいだろうなって思います」と沈痛な表情を見せ、「そういう人らをどうしたらいんだろう。削りにいくような言葉を発する人間は減るのか。やめましょうって啓蒙することは簡単なんだけど、なくなるんだろうか。じゃあやっぱり、そういう人間を取り締まらないといけないんじゃないのって。ここになってくるような気がする」と取り締まりの必要性を主張した。
さらに、「僕はSNSの中で基本的には何を言ってもいいと思っている。ただ、相手の自尊心を傷つけるようなことだけはダメだと。相手の心を削りにいっちゃダメなんだって。そこをわかって生きないと人とのコミュニケーションなんて成立しませんよ」と強い口調で語った。
