お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之と岡村隆史が21日深夜、ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)に生出演。先週の放送より、5年8カ月ぶりに矢部がレギュラー復帰し、2人で再出発を果たしたが、この日は「ピョン吉」という怒鳴りで番組をスタートさせた。

  • ナインティナインの矢部浩之と岡村隆史

岡村が4月23日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で、新型コロナウイルスの影響で収入が減少して生活に苦しむ女性が、終息後に短期的に風俗業に携わる可能性があると発言し、「女性蔑視」「性的搾取」など批判の声が続出。30日の同番組で謝罪し、相方の矢部浩之も登場して公開説教した。その後、矢部は連続して番組に出演。14日の放送で矢部のレギュラー復帰を発表し、『ナインティナインのオールナイトニッポン』として再出発を切った。

再出発にあたり、オープニングで2人そろって一言を発する“怒鳴り”を復活させた2人。この日は、「ピョン吉」で番組をスタートさせた。

岡村が「テーブルがすごいゴチャゴチャややこしい状態になっていますけど、新コーナーもたくさんありまして、いろいろ初の試みもございまして、本当に初めてですけど矢部氏リハーサルみたいな」と矢部がリハーサルしていたことを明かすと、矢部は「初めてちゃうかな」とコメント。「リハのときにいたスタッフに早くも鼻で笑われる。特にショックやったのが、まだ新参者ですから、若い女の子(スタッフ)めっちゃ笑う。俺でいじってきている感じ」とスタッフの反応を明かした。

番組の中で、「矢部さんへ、岡村さんはハガキ・メールを読むとき、ペンネームの前にリスナーの地名・住所を言ってくれます。いきなりペンネームを言われるとドキッとします」というリスナーのメッセージを矢部が読み上げる場面も。矢部は「昔、俺も言うてたっけ。地名・住所。あ、言ってたわ」と思い出したようで、「ごめんごめん。言うようにするわ。ごめんな。気をつけます、すいません。新参者なんで」と伝えた。

再出発を切った『ナインティナインのオールナイトニッポン』ではコーナーもリニューアル。悪い人の夢の話を届ける「悪い人の夢」、“オカムセンター試験”に出そうなアホな問題とその答えを募集する「オカムセンター試験」は継続し、新たに、矢部の鼻を褒めまくるポエムのコーナー「鼻王・矢部浩之」、矢部扮する歌ウマ王・桑田ヤベスケにリスナーが歌でチャレンジするカラオケ対決コーナー「リスナーVS桑田ヤベスケ!歌ウマ決定戦!」、2人がリスナーから寄せられた質問に声をあわせて回答する「せーーーの!」などをスタートさせた。

エンディングで矢部は「新コーナーも楽しかったですね。われわれは楽しかった」と感想を述べ、岡村も「手探りなところもちょっとありましたけど、なんとかかなという風に思っています」と振り返った。

なお、来週から収録形式で放送することを発表。岡村は「来週から収録という形をとらさせていただきたいと思います。これは『ナインティナインのオールナイトニッポン』を長く続けていくためだと思いましたので、そういう風にさせていただきたいと思います」と説明し、「収録というのもうまく生かした企画もお届けしていきたいと思っていますので、そちらも楽しみにしていただけたらなと思います」と伝えた。