GVが運営するお金の情報サイト「まねーぶ」はこのほど、「外出自粛要請期間中における自宅での過ごし方」に関する調査結果を発表した。同調査は、macaroni監修のもと、節約を意識して外出自粛要請期間を過ごしている全国20代~60代男女1,000人対象に実施した。

  • 「おうち時間」の過ごし方は主に「自分の時間(趣味・リラックス)」

外出自粛期間中の「おうち時間」の過ごし方(仕事・外出除く)について尋ねたところ、最も多い回答は「料理」(654人)だった。次いで「動画・映画鑑賞(TV、ストリーミング、YouTubeを含む)」(619人)、「軽い運動(ヨガ・ストレッチ等)」(492人)だった。

外出自粛要請前に比べて節約意識が高まった「おうち時間」の過ごし方について聞くと、特出して多かったのが「料理」(1507ポイント)だった。2位の「動画・映画鑑賞(TV、ストリーミング、YouTubeを含む)」の630ポイントと、およそ2.5倍もの差がつく結果となっている。

  • 「おうち時間」で最も節約を意識している項目は「料理(食費)」

外出自粛要請による月あたりの各出費の変化について尋ねると、「ジム費」「帰省・交際費」の平均額は約1/10も節約していることがわかった。一方、「食費」の平均額は約1/3の減少にとどまっている。出費額も自粛要請前後ともに最も高いことから、節約の難しさが読み取れる結果となった。

  • 外出自粛要請により「ジム費」や「交際費」は1/10に減少

食費(料理・食事)の節約に関しては、「『ママレストラン』と名付けてメニュー表を作り、レストランのように子供にメニューを選ばせる」「スーパーに行ったらいつもより低い予算でなるべく安い食材を探す」「ホットプレートを出して家族が食べたいものを食べたい分だけ食べられるように工夫しフードロスを削減」といったアイデアが寄せられた。

趣味・娯楽費(自分の時間)の節約アイデアとしては、「オンライン無料漫画などを活用」「無料で配信されるライブの動画や、プロ野球・Jリーグ等の過去の映像を見返している」などオンラインのサービスやアプリなどを活用しているという意見が目立つ。

ジム費(運動・ヘルスケア)は、「無料のオンラインレッスン(Instagramのライブ機能)を利用、レジャー費(同居家族との時間)は、「家にあるもので遊び道具を作っている」、帰省・交際費(別居家族・友人との時間)は、「無料通話アプリのテレビ電話を使う」「オンライン飲み会を開催」といったアイデアが寄せられた。