大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は14日、全9路線を対象に、5月16日以降の土曜・日曜・祝日について、通常の土・日・休日ダイヤで運行すると発表した。

  • 御堂筋線など全9路線を対象に、5月16日以降は土曜・日曜・祝日も通常通りのダイヤで運行する

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が継続する状況の中、同社は不要不急の外出自粛を促すため、4月11日から土曜・日曜・休日・祝日に2割程度の減便を行ってきた。

今回の発表によれば、ゴールデンウイーク以降の利用者が増加傾向にあることに加え、休業要請などが段階的に緩和される見込みもあることから減便を取りやめ、通常のダイヤで運行することになったという。今後は通常ダイヤでの運行となるが、引き続き感染拡大防止の観点から不要不急の外出自粛への協力を呼びかけている。

なお、減便を行う前の乗車人数は、4月4日(土曜日)が約81万4,000人、4月5日(日曜日)が約55万人。減便の実施後、4月11日(土曜日)は約48万6,000人、4月12日(日曜日)は約31万5,000人、4月18日(土曜日)は約42万5,000人、4月19日(日曜日)は約28万3,000人、4月25日(土曜日)は約42万2,000人、4月26日(日曜日)は約27万3,000人、5月2日(土曜日)は約41万4,000人、5月3日(日曜日)は約27万6,000人、5月9日(土曜日)は約49万9,000人、5月10日(日曜日)は約32万4,000人で推移していた。