歌手の野口五郎が、14日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。
デビュー50周年の野口は、歌手になるため13歳の時に母と2人で故郷・岐阜から上京。順調に話が進むはずが、変声期を迎えてデビューは遠のいた。当時、岐阜に残った父が月に一度上京してきたが、そのたびに「もう辞めて岐阜に帰る」と告げるか迷っていたという。
実は最近、当時の息子の気持ちをお見通しだった父が書いたメモが出てきた。現在自分がデビューした年齢と同じ歳になった息子がいる野口は、改めてそのメモを黒柳徹子に披露するが、「自分には父のような振る舞いはできない」と言い切る。
そんな野口は2年前、食道がんの手術をした。幸い早期発見で一番心配だった声も問題なし。だが、今考えると家族の支えが一番の力になったと語る。今回の放送では、父の闘病を支えた18歳の長女から「手紙」。思いがけないメッセージに野口は号泣し、言葉が出なくなってしまう。