宝塚歌劇団・雪組トップスターの望海風斗が、20日発売の女性グラビア週刊誌『anan』(マガジンハウス)2201号の表紙を飾る。今年創刊50周年を迎えた同誌で、現役タカラジェンヌが表紙を飾るのは初めて。
撮影当日は、東京宝塚劇場ホワイエにシルク風の布幕を持ち込んでセットを設営。全身の動きがとにかくしなやかで、舞台上さながらの色気のある視線、スタイリッシュなポーズを次々に繰り出し、“これぞ! 男役!”のかっこよさが全開の望海のオーラに、スタッフ全員が圧倒されたという。
インタビューページのタイトルは「開幕のベルが鳴る時」。舞台との出会い、宝塚歌劇団・望海風斗としてのこれまでと今後についての思い、男役の魅力、転機となった作品について真摯に語った。この取材・撮影以降に、新型コロナウイルス感染拡大により宝塚歌劇団も6月末まで全公演の中止を発表。その前段階での思いが語られている。
望海は「(ananからの表紙オファーを受けて)本当に驚きました!! 何度も『私で大丈夫ですか!?』と確認しました(笑)。ですが、このような素敵な機会をいただけたことに感謝しています」とコメントを寄せた。