京都市交通局は緊急事態宣言の期間延長を踏まえ、5月15日までとしていた地下鉄・市バスの一部運休・減便を5月31日まで延長すると発表した。

  • 京都市営地下鉄烏丸線の車両。近鉄京都線にも乗り入れる

地下鉄においては、毎週金曜日に終電を30分延長して運行していた深夜便「コトキン・ライナー」を運休とする。土休日の烏丸線・東西線では、おおむね9時から23時まで約2割減らした減便ダイヤで運行する。烏丸線と近鉄京都線、東西線と京阪大津線(京津線)の直通運転は通常通り実施する。

市バスは通常料金の倍額で運行する深夜バス4系統を運休するとともに、急行系統の平日8時30分以降のダイヤをおおむね半減とする。土休日は急行系統を運休。「京都岡崎ループ」「かわらまち・よるバス」「ぎおん・よるバス」は完全に運休する。

あわせて京都市内に5カ所ある市バス・地下鉄案内所の営業時間短縮も継続。通常の営業時間は7時30分から19時30分までだが、5月末日まで9~17時に短縮して営業する。