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【この記事のエキスパート】
看護師兼ライター:ゆみ かおる

看護師兼ライター:ゆみ かおる

10年以上病院や施設、クリニック等で看護師として勤務。
現在は看護師をしながら兼業ライターをしています。なかでも小児科領域で働いた期間が長く、保育園勤務の経験や学校行事の引率などで子どもやその家族と接することが多いです。
看護師向けメディア以外でも、子育てに関するメディアなどで執筆・監修者としても活動中。


産後に出る悪露(おろ)を吸収するために必要となる産褥パッド(さんじょくパッド)。この記事では、看護師兼ライター・ゆみ かおるさん監修のもと、産褥パッドの選び方とおすすめ商品をご紹介! いつまで必要か、何枚いるか、夜用ナプキンで代用できる?などの疑問にも答えます。

使い方も解説
産褥パッドとは? 必要枚数は?

産褥パッド(さんじょくパッド)とは、産後の出血や悪露(おろ)を受け止めるために使う衛生用品です。お産用パッド、お産用ケアパッドなどとも呼ばれます。

いつからいつまで使うか、何枚必要なのかなど気になる人も多いでしょう。選び方を紹介するまえに、まずは産褥パッドについての気になる疑問に答えます!

交換頻度は?
産前・産後いつからいつまで使う?

産褥パッドは、おもに産後の悪露対策として使いますが、出産前の破水対策としても使用することができます。自宅で破水してしまった場合、病院までの移動の間に産褥パットをつければ安心です。

出産後、産褥パッドをいつまで使うかは個人差があります。すぐに出血が少なくなって生理用ナプキンに切り替える人もいれば、会陰切開の傷や肌当たりが気になるため、悪露が収まってきても産褥パッドを使い続ける人もいます。個人差はありますが、どんなに短い人でも3日は使用することになるでしょう。

いざというときに備えるためにも、出産前から用意しておくと安心かもしれません。

帝王切開でも必要
入院セットの中身も事前にチェックしておこう

入院先の産院では、入院セットのなかに産褥パッドが準備されていることがほとんどです。ですが、なかには悪露がひどく、病院で用意してもらったものでは足りない人もいます。枚数が足りなくなってしまうことも考えて、自分で数枚持ち込むと安心です。

自分で産褥パッドを用意するまえに、入院セットに産褥パッドが含まれているかどうかを確認しましょう。

また、帝王切開の場合でも悪露は出ます。帝王切開したママ用の産褥パットもあるので、状況に合わせて最適な物を用意しておきましょうね。

夜用の生理ナプキンで代用できる?
何枚くらい用意すればいい?

悪露の量には個人差がありますが、1ヶ月ほどかけて徐々に量が減少していきます。その間は必要に応じて産褥パッドを使用することになります。

産院で用意されていない場合は、入院中のことを考えてMとL合わせて20~30枚ほど準備しておくとよいでしょう。

産褥パットは、生理用ナプキンと使用用途は似ていますが、生理用ナプキンよりも大きく、厚みがあります。出産後の出血や悪露は、生理中よりかなり量が多いので、夜用の生理ナプキンなどで代用するより、専用の産褥パットを用意しておく必要があります。

看護師に取材しました
産褥パッドの選び方

看護師兼ライター・ゆみかおるさんに取材をして、産褥パッドの選び方を教えていただきました。サイズや素材をよくチェックすることが大切です。ぜひ産褥パッド選びの参考にしてください。

サイズは複数枚用意しておく

出典:Amazon

産褥パッドはS、M、Lといろいろなサイズがあります。産後の出血である悪露は日数がたつにつれて少しずつ減っていきますが、個人差があります。悪露の量の変化に対応できるように、いくつかのサイズを用意しておくとよいでしょう。

たとえば出産当日から3日間は出血が多いため、Lサイズを使用します。その後出血の量に合わせてMサイズ、Sサイズと使い分けていきます。サイズだけでなく、パッドの大きさも一緒に確認しておきましょう。

肌にやさしい素材を選ぶ

産後使用する産褥パッドは、デリケートな部分に使用するためできるだけ肌にやさしい素材を採用しているものを選びましょう。

とくに、会陰切開をした場合は、傷が産褥パッドにあたって痛むことがあります。妊娠中から肌が敏感になるという人も多いです。肌当たりのよいものなら産後も快適に過ごせます。

ズレにくい商品を選ぶべし!
ズレや漏れ防止の仕様も確認

出典:Amazon

産褥パッドは生理用ナプキンよりも大きめに作られています。そのため、横になることの多い産後はパッドのズレが気になる人も多いでしょう。テープで固定できるなど、ズレないための工夫がある産褥パッドもあります。

そのほか、悪露の量が多くて漏れが気になる場合には、漏れ防止のギャザー付きなどの商品もあります。快適に過ごせる仕様があるかもチェックしましょう。

吸収率をチェック

出典:楽天市場

出産後は、すぐには身体を動かせずトイレにもいけません。汚れるたびにすぐに取り換えるということができないので、産褥パッドは吸収性にすぐれたものが必要になります。

悪露を吸収したあとに不快感が少ないよう、できるだけサラサラに保ってくれるものを選びましょう。

看護師兼ライターがアドバイス
産褥パットはしっかり吸収してくれる専用のものを

【エキスパートのコメント】

生理用ナプキンでも代用できるのではと考える人もいるかもしれませんが、産褥パットは生理用ナプキンよりも形や大きさ、厚みが違います。

産後の悪露は生理の出血よりも多い量となるため、しっかりと吸収してくれるものを選ぶ必要があります。また、産前の破水時に応急用として使うこともできます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)