西武鉄道は22日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う乗客の利用状況に鑑み、土休日の特急列車の一部と有料座席指定列車「S-TRAIN」「拝島ライナー」を4月29日から当面運休すると発表した。平日については平常通り運行する。

  • 特急ラビュー「ちちぶ」「むさし」も4月29日以降、土休日は大半の列車が運休となる

運休する期間は4月29日以降の土曜日・日曜日・祝日。池袋線・西武秩父線では、特急ラビュー「ちちぶ」「むさし」の下り・上りそれぞれ全29本中21本が運休し、「S-TRAIN」も全列車が運休に。新宿線では、特急レッドアロー「小江戸」と「拝島ライナー」の全列車が運休となる。

運休列車の特急券・座席指定券の払戻しに関して、駅で特急券を購入した場合は西武線各駅、JTBで特急券を購入した場合は購入店舗、駅で座席指定券を購入した場合は西武線各駅(「S-TRAIN」の座席指定券は券面区間内の駅)にて、特急券・座席指定券を持参し、申し出ることで無手数料で払戻しを行える。払戻し期間は緊急事態措置の実施期間の最終日の翌日から起算して1年以内となる。

なお、「Smooz」のネット購入券については、運行予定日の翌日以降、自動的に積立ポイントとして返却されるため、購入者が手続きする必要はないとのこと。