アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』(2020年秋公開予定)の追加キャストが17日、明らかになった。
同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。
学校で孤立する虹輝を何かと気にかけ、お弁当をきっかけとして仲を深めていく同級生・仁科ひろみ役に映画『天気の子』で声優としてヒロイン役、映画『ラストレター』では主題歌で歌手デビューも果たした森七菜、同じく同級生の田辺章雄役に子役時代から蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』に出演し若手実力派俳優として注目の若林時英が決定。
バンドのレコーディングスタッフとして一樹に思いを寄せる女性・矢島真香役の阿部純子、虹輝を優しく支える母親・浅井周子役の映美くらら、一樹が所属するバンドのマネージャー・徳永保役の野間口徹が出演。さらに、一樹のバンドメンバー・古市栄太役をKREVA、河上利也役をやついいちろうが好演している。また、一樹の姉・遠藤咲江役には坂井真紀、母親・鈴本奈津子役には倍賞千恵子と名女優が揃った。