トヨタはこのほど、新型ハリアーを発表した。発売は2020年6月頃を予定している。

  • 都市部での使用を前提とした、ファッション性も高く多彩な用途にも対応可能なSUV「新型ハリアー(プロトタイプ)」

ハリアーは、1997年に初代モデルを発売して以来、従来のカテゴライズにとらわれない「都市型SUV」として新たなジャンルを切り拓き、先導し続けてきた。

  • シンプルな構成でありながらもダイナミックにボディ断面が変化しているサイドビューが、豊かな表情を創出するとともに強い動感を表現

  • フロントアッパーグリルからヘッドランプへと流れるような連続性により、精悍かつシャープな印象を際立たせたフロントビュー

今回の新型ハリアーは、見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質を重視。実用性や数値一辺倒ではない、人の心を優雅に満たしてくれるただひとつの存在を目指した。SUVのカテゴリーを超え、“より人生を豊かにするパートナー"という新たな価値を提示したという。

  • 絞り込まれたクーペキャビンと、スポーツカーのように左右に張り出したホイールハウスとの組み合わせが、大らかな逞しさを演出するリヤビュー

  • 細く、鋭く、横一文字に光るテールランプとストップランプが圧倒的な存在感を付与

他のSUVと一線を画す、シンプルながらもエレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルム。乗り込んだ瞬間に分かる、安心感に包まれる上質な室内空間。走り出せば感じる、意のままの走りが醸し出す心地よさや、静かな車内でごく自然に仲間と会話ができる楽しさ。同社では、「こんなハリアーとの時間が、心豊かにしてくれます」とコメントしている。

  • 馬の鞍をイメージし、幅広く堂々としたセンターコンソール

  • 厚革を曲げてできる自然なシルエットをイメージし触り心地にもこだわったレザー調素材や、「曲木(まげき)」に着想したウッド調加飾、パイピング加飾を随所に配し、さりげない上質感を演出