大井川鐵道は10日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大と政府の緊急事態宣言などを受け、感染拡大抑止の観点から「きかんしゃトーマス号」の運行、「トーマスフェア」などのイベントを5月16日から6月15日まで中止すると発表した。
「きかんしゃトーマス号」は5月16日から6月15日までの期間中、運行を予定していた19日間(38本)で運休を実施。運休期間中の乗車券をすでに購入していた場合、チケットの引取りを行ったローソン・ミニストップ店舗での払戻しとなる。
新金谷駅での「きかんしゃトーマス号の整備工場」、千頭駅での「トーマスフェア」といったイベント、「バスのバーティーツアー」「きかんしゃトーマス号と整備工場見学」などのツアーも催行を取りやめる。延期後のイベント開始予定日は6月26日とされたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況や政府・自治体からの要請を考慮し、開始日をさらに延期する場合がある。