ナイルはこのほど、全国で車が必要な新社会人375人に対し「新社会人の車利用に関する調査」をインターネットにて実施し、結果を公表した。
「4月からの新生活でなぜ自分の車が必要なのか教えてください」と聞いたところ、82.6%が「職場までの通勤のため」と回答。「ドライブを楽しみたい」は11.5%、「車を持つことがステータス」は2.4%だった。ドライブや自身のステータス向上のためという趣味やライフスタイルを重視する回答も中にはあったものの、多くの人は、車は「通勤」のために必要であるという回答をしている。
「あなたは新生活に向けて新車を購入する予定ですか?」と聞いた。「はい」もしくは「すでに購入した」と答えた人が合わせて58.8%と、全体の6割弱が新生活で新車に乗ることがわかった。一方で、新車が買えない(買わない)人が33.5%いることも明らかとなった。
前問で「いいえ」と回答した人に、なぜ新車を購入しないのか、最も大きな理由を尋ねた。結果は「新車じゃなくてもいいから」(32.0%)、「車を誰かに譲ってもらうから」(22.4%)、「お金がないから」(21.6%)となった。
「新車じゃなくてもいいから」、つまり新車はいらないという人もいる一方で、新車には乗りたいが、あきらめなければならない人も一定数いる。また、この結果から「お金がなければ新車には乗れない」という感覚があることも見て取れる。
「お金がないから」と回答した人に対して、「もしも新車を持つことができるとしたら月いくらまでなら支払えるか」を聞いたところ、「10,000円まで」「20,000円まで」(各29.4%)、「15,000円まで」(11.8%)、「50,000円まで」「50,000円以上」(各5.9%)となった。
お金がないから新車はあきらめた人の中には20,000円なら支払えるという人が、10,000円までしか支払えないという人と並び3割弱を占めている。
同様に、「お金がないから」と回答した人に「頭金なし月額定額10,000円台から新車に乗れるカーリースを知っているか」を尋ねたところ、58.8%が「知っている」と回答。41.2%が「知らない」と答えており、低価格で新車に乗れるカーリースの認知が更に広がれば、新社会人が新車をあきらめる必要がなくなることが読み取れる結果となった。