アイドルグループの日向坂46がパーソナリティを務める文化放送のラジオ番組『日向坂46の「ひ」』がきょう5日(毎週日曜18:30~19:00)からスタートする(放送から1週間まで「radiko」タイムフリーにて聴取可能)。
日向坂46にとって、初の冠レギュラーラジオ番組となり、2~3名の週替わり形式で各メンバーが出演する。
初回の放送では佐々木久美、東村芽依、金村美玖が登場。マイナビニュースではこのほど、初回の収録に独占密着した。また放送後には、3人がコメントを寄せてくれた。
収録開始前、ブース内でスタッフ、放送作家と事前打ち合わせする3人。オンエア曲やコーナーについて相談や説明を受け、真剣な表情で進行台本にメモを書き込んでいきながら、ときには笑顔も。
佐々木は台本に目を落とし、「憧れだった、これ言うの」と感慨深げな様子だった。
また、ブースの外に、第2回放送分の収録を控えた加藤史帆、齊藤京子、河田陽菜が入ってくると、3人は安心したような笑顔を見せていた。
収録がスタートすると、佐々木が主に進行していき、トークを展開。佐々木が「東村はしゃべらないキャラになっちゃっているんですけど、ラジオだといっぱいしゃべってくれると思う」と期待を寄せると、東村も「いっぱいしゃべりますよ!」と宣言した。
テレビ東京の番組『日向坂で会いましょう』でも「ひなあい」と「ひなましょう」の争いがあったばかりだが、この日の収録でも『日向坂46の「ひ」』の略称をどうするかという話題に。
3人が話し合い、最終的に多数決をとると、3人満場一致で略称が決定した。どんな略称になったかは、放送で発表される。
そして東村が担当した曲紹介では、佐々木が吹き出してしまう場面も。東村が「え、なに? なに(笑)?」と聞くと、佐々木は「イントネーションがおかしかった(笑)」と指摘した。
しかし次のコーナー「キュンしちゃった!」で、佐々木がタイトルコールをしたが、「ちょっと変な言い方になっちゃった」と苦笑いしていた。
「キュンしちゃった!」では、リスナーからキュンキュンしたエピソードや妄想を募集し、それをメンバーが“キュン度”を判定していく。リスナーからのメールを紹介するだけでなく、各メンバーが「最近キュンとしたこと」についても話した。
収録はあっという間にエンディングに。エンディング曲が流れると、3人は手で振り付けを踊っていたが、ディレクターからは「このタイミングで入ってください。めっちゃ踊るじゃないですか(笑)」とツッコミが。3人はそれぞれ「すみません(笑)」「恥ずかしい(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
初回収録終了後、佐々木、東村、金村が取材に応じた。
――初回収録を終えられての感想をお聞かせください。
金村:最初はちょっと緊張していたんですけど、話していくうちにそんなに緊張しすぎず、まったりトークもできたかなと。すごく良い番組にしていけたらと思います。
東村:初回収録、楽しかったですね。30分があっという間にすぎて、本当に楽しかったです。
佐々木:初回ってことで、これで今後が決まるのかなと思って、なんかすごく緊張してしまいました。いっぱい“シュワシュワ”した声でしゃべってしまいました(笑)。
――リスナーの方にメッセージをお願いします。
金村:私たちはいろんな発信できる機会をいただいて、その1つとして今回、ラジオの冠番組もいただけました。精一杯頑張って、“おひさま”(日向坂46ファンの呼称)の方にはもちろん、“おひさま”ではない方にも聴いていただけるような、楽しい番組にできたらいいなと思います。
東村:ぜひラジオを聴いてほしいです。ちょっと疲れたなというときのいやしの時間になるように、私たちも頑張ります。
佐々木:私もすごくラジオが大好きで、ラジオを聴いて笑って、元気づけられた経験がたくさんあります。私たちもそういうラジオをみなさんにお届けしたいです。この『日向坂46の「ひ」』を聴いて、たくさんみんなに笑ってもらって、楽しい時間をすごしてほしいなと思います。