俳優の吉田鋼太郎が、フジテレビ系ドラマ『SUITS/スーツ2』(4月13日スタート、毎週月曜21:00~ ※初回30分拡大)に出演することが16日、明らかになった。

  • 吉田鋼太郎=フジテレビ提供

織田裕二演じる負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午と、中島裕翔演じる経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔がさまざまな訴訟に向き合い、問題を解決していく同ドラマ。吉田が演じるのは、日本の四大法律事務所の1つ「幸村・上杉法律事務所」の共同代表・上杉一志だ。原作では、デヴィッド・コスタビルが演じるダニエル・ハードマン役に当たる。

上杉の表向きの顔は、優秀で謙虚、愛妻家で仲間思い。実績と信頼を着実に積み上げてきた敏腕弁護士だが、裏の顔は目的達成のためなら手段を選ばない、私欲まみれの事務所にとって危険な男。シーズン1では、病に伏す妻のために長期休暇を取っていたが、復帰の意欲をのぞかせ、上杉の復帰は、甲斐と事務所を脅かすほどの事態になる。

吉田の出演発表に伴い、メーンビジュアルで後ろ姿を見せていた男が吉田であったことが判明。新たに公開されたポスタービジュアルでは、甲斐と鈴木保奈美演じるチカに背を向け、対立構造を表している。

  • 『SUITS/スーツ2』ポスタービジュアル=同

「織田裕二さんと鈴木保奈美さんと共演できるということが、とてもうれしいなと思いました」という吉田。織田とは初共演で、「本当にいい意味で“芝居バカ”といいますか、芝居に対して、俳優をやることに対して、ものすごく熱心な印象があります。こんなにもお芝居に対して、熱心で前向きな人には、あまりお目にかからないです」と印象を語る。

月9には、『好きな人がいること』以来4年ぶりの出演になるが、「いろんな視聴者がとても期待していたり、楽しみにしていたりする特別な意味を持っている枠だと思います。僕の中でもそうで、舞台ばかりやっていた頃、“月9”というのは憧れがありました。初めて出演させていただいた4年前の時もすごく光栄でしたし、今回も『また出れるんだ!』っていうワクワク感があります」と期待を話した。

後藤博幸プロデューサーは「フジテレビでドラマ化することすら決まっていない5年くらい前、アメリカの『SUITS』シーズン2を見ていた際にダニエル・ハードマンが登場した瞬間、『あっ、吉田鋼太郎さんだ』と。直感でした」といい、「上杉は、手強い悪役という言葉では形容しがたい、すごく魅力的なキャラクターです。このキャラクターが新たに加わることで起こる化学反応が非常に楽しみです」と語っている。

  • 織田裕二(左)と吉田鋼太郎=同

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