テレビ東京では15日、日曜ビッグバラエティ『いつものゴハンを1から作る』(19:54〜) を放送する。
同番組は、あえて食材から「いつものゴハン」を作ったらどうなるのか、無謀な挑戦を試みる食育バラエティ。昨年11月にお台場のビルの屋上に畑を作り、農業経験ゼロのスタッフ・出演者(四千頭身、尼神インター・渚、やさしいズ、わらふぢなるお、田中道子)が集った。専門家も「11月から野菜を育てるのは非常に厳しい」という中、全員が「育たないんじゃないか…」「番組になるのか…?」と不安なまま撮影をスタートし、ホームセンターで白菜、にんじん、大根、ブロッコリー、カブ…など18種の野菜の種や苗を買い、土作りから始める。
種を植えた後も、仕事の合間を縫って交代で水やりをするが、海から吹き付ける風や、虫食いなど、トラブル続出。専門家から農業の知恵やノウハウも学びながら、種まきから収穫までの114日間を放送する。
さらに、収穫した野菜でどんな「ゴハン」を食べたいかをMC・サンドウィッチマンに尋ねた結果、カニやブリ、昆布といった食材まで1から獲りに行くことに。カニは北海道、ブリは三重県へ赴き、またシイタケは、シイタケが苦手だという四千頭身・都築拓紀が、自宅で原木栽培にチャレンジする。
最後は屋上農園で、とれたて食材を超一流料理人「賛否両論」の笠原将弘が調理。全員が「うめー!」を連発する。ナレーションは大ヒット曲「パプリカ」で子どもたちに大人気のユニット・Foorinの新津ちせが担当した。
MC サンドウィッチマン コメント
・収録終えての感想
伊達:久々にいい番組だったなと思いますね。なんか楽しかったね~。
富澤:ちょっと感動しましたね。
伊達:みんなよく頑張りましたね。そもそもお台場のビルの屋上で、我々が言った野菜たちができるとは思っていなかったので。できても葉野菜みたいなのが、ちょろちょろっとできるくらいなのかなと思ったら、びっくりするくらいのキャベツ、白菜、大根…野菜、すごいっすね。
・実際食べてみての感想
伊達:美味しいんですよ、本当に素晴らしかったです。感動しました。
・もし自分が1から作るなら?
富沢:まず基本的に、そういうことは思わないですね(笑)
伊達:鶏とかやってみたい、ひよこからね。でも愛情湧くかぁ…。
富澤:卵だったらいいんじゃない? 鶏肉は食べず、卵だったらいいんじゃない?
伊達:なるほどね、鶏飼って、卵。卵からひよこに孵って、鶏になって、フライドチキン!
富澤:そこからやるの?
伊達:きついよね。可愛そうになっちゃいますね。
富澤:でも野菜とはいえ、見ているとちょっと悪いなと思っちゃう。
伊達:(番組内で)早送りで、ずっと定点で、芽から葉が生えてきて、みたいな映像を見ると、「生きてんなー」って生命を感じましたね。やっぱり美味しく食べないといけないですね、すべての食べ物は。
・2人が1から作り直したいこと、あるいは、互いに1から作り直してほしいことは?
富沢:ないですね~。
伊達:探せよ!(笑) 体形かな~? 体形ですね。でも生まれつき、1からこうなんですよ、俺。0からこういう体形なんでね。だって考えられないんですよ、ここに(胸の上あたり)骨があるんですから。骨格がもう決まってるんですよ。
富沢:できた時からデカかったんでね~。
伊達:痩せたとしても、骨はここにあるわけですから。
富沢:Mサイズ着たことない。
伊達:着たことないもんね。だから体形ですかね、体形を1からやり直したい!
富澤:Mサイズ着てみたいですね。
・最後に、見どころは?
伊達:本当に東京の大都会のビルの屋上でね、目の前がフジテレビがあるところで野菜ができるっていうね。海風にさらされながらも、芸人たちが一生懸命作った野菜、これを最終的に料理して食べるというのが、本当に画期的な番組だと思います。ぜひ見ていただきたいですね。
富澤:果たしてできるのか!?
伊達:そうですね、…できました! カニもぶりも…。
富澤:獲れるのか!?
伊達:獲れました!
富澤:言っちゃいましたね。
伊達:ぜひ見ていただきたいです。
伊藤隆行プロデューサー コメント
昨年、小学2年生の娘が学校で育てたミニトマトを家に持って帰ってきました。
「お父さん、食べて!」
愛情込めて育てたミニトマトをパクッ!
(ま!!まずい!!!!)(酸っぺぇ…)
「うわぁ~~~おいしいよ、ありがとう!」
そのあと夫婦で話した会話は…
「スーパーで売ってる野菜ってスゲーな!」
「形も味もいいって当たり前だけどスター軍団なんだね」
(当たり前に食べてるだけで、知らないことだらけだな…)
企画はこうして生まれました。
この番組は“食育バラエティ”です。いつものゴハンを1から作る無謀な番組です。
真冬に野菜は育つのか?しかも都会でドシロウトにできるのか? 味は? 形は?
お台場フジテレビ前のビルの屋上農園。種を植えたのは昨年11月。
114日間、様々な壁を乗り越えた末…「お台場の奇跡」を見ることになります。
サンドウィッチマンの2人がしみじみ語った言葉が胸に残ります。
「生きてるんだな…」
是非家族そろってお楽しみください。