女優の石原さとみと西野七瀬がこのほど、フジテレビ系ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(4月9日スタート、毎週木曜22:00～ ※初回15分拡大)のクランクインを迎えた。

  • 西野七瀬(左)と石原さとみ＝フジテレビ提供

朝から冷たい雨が降る中、この日の撮影はみどり(石原)たちにとって主戦場ともいえる萬津総合病院のシーン。石原と西野がスタッフに紹介されると大きな拍手が鳴り響き、院内は熱気に包まれた。

最初の撮影は、くるみ(西野)の教育担当になったみどりが、くるみを連れて入院患者の投薬状況をチェックしに回るシーン。真摯(しんし)に丁寧に一人ひとりの患者と向き合いながらも、病室から病室へはかなり早足で移動するみどり。くるみは小走りになりながら懸命についていく。

病室はスタッフステーションを囲むように“ロの字”に並んでおり、2人は急ぎ足で各病室を回っていく。同じ薬剤部のユニホームを着るみどりとくるみだが、足元にはそれぞれの個性が垣間見える。みどりはスニーカーで、くるみは厚底のブーツ。キャリアの差が足元にも出ており、仕事に対して対照的な2人が今後どんなやり取りをしていくのか注目だ。

この日の撮影はひたすら早歩き三昧で、石原が「この現場、ずっと早歩きですね!」と監督にボヤくと、「でも、くるみはずっと走ってるよ(笑)。そのうち病院1周しちゃうかもね」と監督。

初共演の石原と西野は、撮影を続けるうちに2人のリズムをつかんできた模様。撮影の合間は笑顔で会話しながら、心の距離を縮めていった。

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