エアトリは2月19日、「たばこマナー」に関するアンケート調査を発表した。調査は2019年12月8~11日、20~70代男女1,893人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「周囲が喫煙していて迷惑した経験はありますか?」と聞いたところ、「ある」と回答したのは非喫煙者(94.5%)、元喫煙者(83%)、喫煙者(48.8%)となった。

  • 周囲が喫煙していて迷惑した経験はありますか?

また、「迷惑だと感じた行為を教えてください」と非喫煙者に聞くと、「ニオイ移り」(88.4%)、「歩きたばこ」(83.3%)、「吸い殻のポイ捨て」(78.0%)、「飲食店での喫煙」(77.9%)の4つが多かった。

  • 迷惑だと感じた行為を教えてください

そして、喫煙者に「仕事中にたばこ休憩を取りますか?」と尋ねると、「取る」(74.6%)、「取らない」(22.2%)、「取りたいが会社で禁止されている」(3.2%)という結果に。

  • 仕事中にたばこ休憩を取りますか?

さらに、「仕事中にたばこ休憩を取る事に対してどう思いますか?」と聞くと、非喫煙者は「良くないと思う」(49.2%)、「どちらでもない」(38.9%)、「良いと思う」(11.9%)となった。そして、喫煙者は「良いと思う」(49.8%)、「どちらでもない」(41.1%)、「良くないと思う」(9.1%)という結果だった。

  • 仕事中にたばこ休憩を取る事に対してどう思いますか?

なお、たばこ休憩に関する意見では、「煙草を吸う事でリラックスできる人もいると思う。ただ頻繁に休憩を取るのは反対。接客する人は臭いにも気を付けるべきだと思う」(30代女性)、「厳密にいえば給料泥棒。タバコ休憩を公に認めている企業や機関はないでしょう」(40代女性)、「喫煙者だけタバコ休憩があるのは不公平だと思う。非喫煙者より余分に休憩を取っている」(50代男性)、という非喫煙者、元喫煙者のコメントがあった。

また、喫煙者の意見では、「トイレに行くのと同じ感覚」(30代男性)、「イライラした時、気分転換してから仕事に集中」(40代男性)、「タバコは嗜好品なので仕事中にコーヒー、お茶を飲むのと同じ。仕事中にタバコを吸うのがだめなら仕事中にコーヒー飲むのもダメなはず」(40代男性)、「煮詰まった時にリフレッシュになるから。あとは喫煙所でのタバコミュニケーション」(50代女性)という声があった。