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【この記事のエキスパート】
九州インターワークス代表者/IT環境保守リペアラー:古賀 竜一
ITサポートエンジニアとして2002年に創業しこれまでに数多くのサポート実績があります。
オーダーPCの製作をはじめ、コンピューター端末・周辺機器などのハードウェア、IT環境保守が専門です。
個人、事業所問わず提案型技術アドバイザーとしてIT環境のリプレース、リペアを数多く成功させています。
メディアへの記事監修協力、IT記事寄稿なども行っています。
メガネやゲーム機、時計、家電製品などの細かい「ねじ」を締めたり緩めたりするのに欠かせない精密ドライバー。この記事では、ベッセルやアネックスの人気商品、磁石タイプなど精密ドライバーの選び方とおすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
精密ドライバーとは
メガネ、時計、ゲーム機などを組み立てや分解作業、修理などに便利なのが精密ドライバーです。規格サイズで言うと「#1」「#0」「#00」「#000」などが該当します。
精密ドライバーはその名の通り、精密な作業に向いています。ITサポートエンジニアの古賀竜一さんが選び方でも紹介しますが、小さなネジ頭だからと言って、そのすべてに精密ドライバーが使えるとは限りません。回そうとするネジがかたければ、無理をせず普通のドライバーを使った方がネジ頭をなめることなく、すんなりいく場合があります。
もし、このネジ山がなめてしまい回せなくなってしまうと、ショックドライバーやネジを回しやすい形状のペンチなどが必要になります。
精密ドライバーを選ぶポイント
それでは、精密ドライバーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】材質
【2】握りやすいグリップ
【3】機能性
【4】マグネット式かどうか
【5】電動式かどうか
【6】ねじの種類・サイズ
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】材質をチェック
精密ドライバーの刃は金属製なので、サビにくい材質を選んでください。サビてしまうと使えないので、長く使用するためにもサビには気をつける必要があります。
鉄素材はサビが出やすいですが、ステンレスやステンレススチールならサビにくく精密ドライバーによく使われている素材です。
ステンレスやステンレススチールは汚れにくい特徴もあり、精密ドライバーに適しています。
【エキスパートのコメント】
品質が悪いと溝を痛めたり欠けたり曲がりやすい
精密ドライバーはその名のとおり、小型で精密な機器に採用されている精密なねじに対して使用するものです。したがって、それを回すための工具も精密になっています。
品質が悪いドライバーを使用すると、ねじの溝を傷めて回せなくなったり、ねじのほうは大丈夫でもドライバーの先端が欠けたり曲がったりして傷めてしまうこともあります。
そのような品質が低いものは買ってすぐにダメになってしまう場合も多いので、あまりにも低価格で品質の低いものには注意が必要です。
【2】握りやすいグリップをチェック
ドライバーはネジを回して埋め込むので、握りやすいかどうかが選ぶポイントです。今の精密ドライバーはほとんどが樹脂製ですが、ハードタイプとソフトタイプから選ぶことになります。
握りやすさで選ぶならソフトタイプ。弾力があるので疲れにくく、長時間の作業でも使いやすいです。ハードタイプは汚れを落としやすい特徴があります。
【3】機能性をチェック
【エキスパートのコメント】
精密ドライバーにはサイズや形状のほかにも用途に応じてさまざまな機能があります。
たとえば、ビット(ドライバーの先端)をさまざまな種類のものに差し替えることができるもの、ビットが磁化されねじを落とさず作業できるもの、モーターが内蔵されている電動式のドライバーなどがあり、自分が使う際に必要な機能を選びたいところ。
たくさんの機器を所有しているご家庭や、家族のなかにメカに強い方がいるという場合であれば、機能的に充実したものを使うことで修理や保守にとても役に立つでしょう。
【4】マグネット式かどうかチェック
精密ドライバーは非常に精密な作業をするためのアイテムです。時計やゲーム機などのこまかい修理をするために使用します。
ネジを落下させないでスムーズに作業を進めるには、マグネット式が便利。ドライバーの先端が磁化しており、小さなネジをしっかりとくっつけられます。
日本製のほとんどはマグネット式ですが、海外メーカーのものは気をつけて選びましょう。
【5】電動式かどうかチェック
通常のドライバーには電動式のものがありますが、精密ドライバーにも電動機能がついたものがあります。電気で高速回転させてネジを締めるので、作業がはかどります。
使い勝手がよいのはコードレスです。コンセントの位置を気にしないで作業できます。電源コードがあると作業スペースが限られるので、選ぶならコードレスがおすすめです。
【6】ねじの種類・サイズをチェック
【エキスパートのコメント】
まず精密ドライバーを購入する前に、使用したいねじのサイズや種類を事前に確認しておき、それに合ったものを適切に選ぶ必要があります。
最近はIT周辺機器や健康器具などにも小型のねじが多くなっており、使用されているねじのサイズもさまざまです。
また、サイズだけでなく、ねじの種類も星型のものや六角のものなど多様になっていて、プラス、マイナスだけでは間に合わないことも。
少しくらいサイズや形状が違ってもいいのでは? と思うかもしれませんが、大が小を兼ねたり小が大を兼ねるということは、精密ドライバーを使用するうえでは成り立ちませんので注意してください。
エキスパートからのアドバイス
力を加えやすく、グリップしやすいものを
【エキスパートのコメント】
精密ドライバーを使う際に、「対象物に固着やサビ、汚れが付着」「材質が劣化」しているなど、劣悪な状態の場合は、家庭用のドライバーでは対応できない可能性があり、程度によってはプロ仕様であっても限度があることもあります。
精密で微細ですから、普通のドライバーと比べて一点に力が集中しやすくなるので、どんなに高価なよいものでも手荒に扱うと破損することがあります。
そのため、精密ドライバーを選ぶ際は、「高価で強力なものならなんでも解決でき安心」という考え方で選ばないようにしましょう。
なるべく、力を加えやすくグリップしやすいものを選ぶと破損しにくくなります。





