情報サイト「tricoi(トリコイ)」(ゼネラルリンク運営)は2月6日、「マッチングアプリに関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2020年1月16~18日、調査対象は10~50代のマッチングアプリ利用経験者で、有効回答は444人。

男性の3割が5,000円程度を課金

  • 【男性】出会うまでにアプリにかけた金額は? トリコイ調べ

マッチングアプリ「ペアーズ」「Omiai」「with」それぞれについて、実際に出会えたか尋ねたところ、女性の出会えた割合1位は「with」(61.0%)、成婚率1位は「ペアーズ」(9.0%)。男性の出会えた割合1位は「ペアーズ」(69.6%)、成婚率1位は「with」(2.6%)となった。

出会いの目的を聞くと、女性の1位は「恋活」(ペアーズ52.0%、Omiai53.7%、with60.4%)、2位は「婚活」(30.9%、42.7%、24.1%)。男性の1位は「恋活」(49.4%、49.1%、48.9%)、2位は「婚活」(19.3%、21.8%、26.7%)と、女性の方が婚活目的の割合が1~2割程度多かった。

出会うまでにアプリにかけた金額を調べると、女性は基本的に無料で利用できるため、無料で出会えている人が8割~9割超に上った。一方、男性は5,000円程度までが7割超を占め、同調査では「1カ月の利用料金が4,000円弱なので、月額費用分の可能性が高い」と分析している。

  • 【女性】出会うまでにアプリにかけた金額は? トリコイ調べ

1万円以上課金している男性の割合をみると、「Omiai」が24.6%で最多、次いで「with」が23.7%、「ペアーズ」が11.3%。無料で使っている男性が最も多いのも「omiai」で12.2%となった。

出会った人と結婚したい・結婚したという婚活真剣度をみると、女性は「ペアーズ」が21.0%、「Omiai」が12.3%、「with」が10.0%との結果に。他方、男性は「with」が21.1%、「ペアーズ」が20.2%、「Omiai」が19.1%と、約5人に1人が結婚を考えていることがわかった。