クメキさん(@KUMEKI_3)が投稿した2枚のイラスト。「人は変われる」と力強いコメントが添えられた2枚の絵、1枚は2014年に描かれたもので、もう1枚は最近の2018年に描かれたものなんだそう。4年という月日が、クメキさんの絵をどう変えたんでしょうか?

  • 2014年に描かれたイラスト ※タップで拡大

まずご覧いただきたいのは、2014年に描かれたもの。ノートに描かれた絵には色もなく、定規で引いたように真っ直ぐな線が印象的です。

  • 2018年に描かれたイラスト ※タップで拡大

そしてこちらが2018年に描かれたイラストです。驚くなかれ……。オレンジ色の空と星空のグラデーションの美しさ、実際には存在しえない街には巨大な建造物が太陽を背にそそり立っています。

手前にはライフル銃を持った人物が、何を思うのか物憂げに座っていますね。この圧倒的に細かな描写と質感、まるで本当の世界がそこに実在しているかのようです。

この4年の間に、何があったんでしょうか……。クメキさんにお話を伺いました。

――クメキさんが、絵を描きはじめたきっかけを教えてください。

絵を描き始めたのは小学校のときで、10年前くらいです。きっかけは小学校の時に遊具を描きたくなって、それからずっと暇なときは風景画を描いていました。

――ツイートを拝見し、4年間で画力大きくが向上していることに大変驚きました。画力を向上させたい人にアドバイスなどはございますか?

私自身、無心に描き続けていてもあまり上達はしませんでした。私が急に成長しだしたのは周りに絵が上手い人がいて、その人に「負けないぞ」という気持ちを持ったことと、その人の上手な所を観察したり、以前には意識していなかった絵の技術を学んだりして上達しました。

絵が上手くなりたいと思ったら、ただ描き続けるよりも一枚一枚深く考え、絵の上手な人と自分の絵はどこが違うのだろうと日々観察し、自分なりに考えて描き続けることが大切だと思います。

ただ描き続けるのでなく、自分なりの課題や意識が必要。クメキさんにとっての4年間がいかに濃密なものだったか、思いを馳せてしまいます。

ツイッターでは、ハッシュタグ「画力ビフォーアフター」が流行。同じように画力向上した皆さんの絵を見ることができます。