お笑いコンビ・さまぁ~ずがMCを務める日本テレビ系バラエティ特番『ネタドラ~漫才・コントを原作にドラマ化~』が、あす4日(23:59~24:54)に放送される。

  • アンガールズの田中卓志=日本テレビ提供

この番組は、芸人が自分のとっておきのネタを原作に、完全ドラマ化するというもの。監督・脚本・主演すべて、芸人自身が務める。今回は、アンガールズとロッチが対決し、高畑充希がジャッジする。

アンガールズの原作ネタは「追跡」。大好きだった女性(小沢真珠)を別の男性(山根良顕)に奪われてから、人生の全てを追跡(ストーカー)に捧げてきた田中卓志。彼には、すべてをひっくり返すある秘策があった…。

ロッチの原作ネタは「透視」。中岡創一演じる、小さいことからヒーローに憧れ続けてきたが、冴えない人生を送るサラリーマン。しかし、“透視”という超能力を身につけたことから彼の人生は一気に動き出す。手に汗握るクライマックスに注目だ。

さまぁ~ずの大竹一樹は「この番組は、芸人さんの意外な一面が見られるのが面白い。山根や田中、中岡のまじめな演技が良い。コカド(ケンタロウ)はヘタだけど、監督として力を発揮しました」、三村マサカズは「あのネタがあんなシーンになるとは!ここ膨らませてきたんだ!と感心した。芸人さんが真剣にドラマに向き合う姿が伝わってきて、とても良かった。今度、俺もまじめに芝居してみようかな、と思っちゃった」と感想をコメント。

アンガールズの田中卓志は「いつか映像化したいと思っていた作品。ドラマとして飛躍する可能性が自分たちのネタで一番あった。ホラー映画が昔から好きで、怖い中にも純粋な気持ちが見え隠れするのが好き。最後のラスト30秒の展開はぜひ見てほしい」「(演技について)女優の小沢真珠さんが相手だったので、めちゃくちゃ緊張した。セリフは入れてくるのは当たり前で2日というタイトな撮影スケジュールなので、1回もミスは許されないと思い、小沢さんがどんな演技をしてきても対応できるように、芝居のパターンをいくつか考えた」といい、山根は「公園のシーンは、田中の芝居がぐっとくるものがあったのでぜひ注目してほしい」とポイントを解説。

ロッチの中岡は「頑張ったら透視できるヤツのコントに、肉付けしまくったら、すごい良いドラマになっちゃった。自分のカッコ良いってところをアピールしていないのに、“泥臭い”なりのカッコ良さが出てる」、コカドは「視聴者だけじゃなく、お笑い芸人が見てもいいなって言ってくれる作品かもしれない。変な笑いに行かず、ガチの本気ドラマ。中岡さんのかっこ悪い所もかっこよく見える!」と話している。