ロードバイク用チューブおすすめ商品5選【ブチルチューブ・ラテックスチューブ】

【この記事のエキスパート】

自転車ジャーナリスト:菊地 武洋

自転車ジャーナリスト:菊地 武洋

80年代から国内外のレースやサイクルショーを取材するベテランジャーナリスト。分かりやすいハードウエアの評論は定評が高く、近年はロードバイクのみならず、クロスバイクのインプレッションも数多く手掛けている。グランフォンドやセンチュリーライドなど海外ライドイベントにも出場経験を持つ。単行本の他、自転車産業振興協会でプロ向け教本の監修も手掛ける。

最新著書『最新ロードバイク インプレッション&購入ガイド』(コスミック出版 )


自転車ジャーナリストの菊地武洋さんに、ロードバイクに適したチューブについてうかがいました。走りに特化したロードバイクに乗っているなら、インナーチューブにもぜひとも気を使いたいところです。チューブは決して目立つ部分ではありませんが、交換することによってロードバイクの走行性能をさらに引き出してくれる大切なパーツです。この記事では菊地さんに、ロードバイクに使ってみたいチューブを選ぶポイントとおすすめの商品を教えていただきました。後半には各通販サイトの売れ筋ランキングも掲載しています。合わせてロードバイク用チューブを選ぶ際の参考にしてみてください。

自転車ジャーナリストが解説
ロードバイク用チューブを選ぶポイント

自転車ジャーナリストの菊地武洋さんに、ロードバイク用チューブを選ぶポイントを3つ教えていただきました。

バルブの形式を確認する

【エキスパートのコメント】

バルブ穴とインナーチューブは互換性なし

最初にバルブの形式を確認してください。バルブには細い順に仏式(フレンチ)、英式(ウッズ)、米式(シュレーダー)の3種類の規格があります。応急処置として、米式と英式用リムは兼用バルブナットを使えば仏式を使えますが、基本的にバルブ穴とインナーチューブのバルブは互換性がありません。

ロードバイクは空気圧が高いので仏式、クロスバイクでは仏式だけでなく米式も採用されています。英式バルブはシティサイクルに多く使われ、スポーツバイクで使われることは稀(まれ)です。

バルブの長さと太さを確認

【エキスパートのコメント】

長さはリム高+15mm、太さは28Cが標準仕様

バルブの形式に続いて、バルブの長さと太さについて確認します。

まず長さについて、米式や英式のバルブ長は一種類ですが、仏式には大きく分けると3種類の長さがあります。計測方法はメーカーによって異なりますが、40mm、60mm、80mm前後の製品があります。選ぶ目安はリム高+15mm。

次に太さですが、インナーチューブはタイヤ幅に応じた太さのものを選びましょう。たとえばパッケージに700×18-25C(18/25・ETORTO622)とあれば、18~25Cに対応しているということ。最近は28Cを標準仕様にするバイクが増えてきているので、対応サイズを見落とさないようにしましょう。

ヴィットリア『コンペティション ラテックス』:

出典:楽天市場

ラテックスを素材に使った上級者にも人気の高いインナーチューブ。太さ28Cに対応するモデルもあり。

走りを大きく変えるチューブの材質

【エキスパートのコメント】

シェアが高いのは合成ゴムのブチルチューブ

インナーチューブの材質は大きく分けると2種類。

もっともシェアが高いのは合成ゴムのブチルチューブです。安価で耐候、耐熱性にすぐれ、空気漏れが少ないのが特徴で、ほぼすべてのクリンチャータイヤの標準インナーチューブに使われています。ちなみに国内で販売されている米式、英式バルブはすべてブチルチューブです。

天然ゴムで作られているラテックスチューブは軽量で伸縮性が高く、しなやかで乗り心地がよいことで知られています。弱点は価格が高価になってしまう点、品質にバラつきが起きやすい点です。また、ポリアミドを使って軽量で耐パンク性の高い新製品も登場しています。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)