小田急電鉄は、割引率を高めた新たな企画回数券「小田急チケット10」を2020年4月1日から販売開始する。従来の回数乗車券は2020年3月31日で販売終了となる。

  • 「小田急チケット10」券面イメージ

  • 「小田急チケット10」表紙券イメージ

  • 「小田急チケット10」と現行の回数乗車券との比較

「小田急チケット10」は、終日使える「レギュラー」、平日10~16時と土休日・年末年始期間の終日使用できる「オフピーク」、土休日・年末年始期間のみ終日使える「ホリデー」の3種類。それぞれ従来の回数券「普通」「時差」「土・休日」に代わるきっぷとして発売される。いずれも乗車券10枚つづりで、使用条件などを記載した「表紙券」が付く。表紙券は利用の際に係員が確認する場合があるため、改札を通る際に持参する必要がある。表紙券を持つ人と同時であれば、複数人で利用してもよい。

発売額は購入する区間によって異なるが、大人130円区間の場合はレギュラー1,150円、オフピーク1,050円、ホリデー1,300円。小田急線各駅にて販売する。有効期間は従来の回数乗車券より1カ月短縮され、2カ月間に。現行の回数乗車券は販売終了後も、券面に記載されている有効期間終了日(終電)まで利用できる。