テレビ東京は22日、バラエティ番組『池の水ぜんぶ抜く大作戦』(19:54〜)を放送する。
同番組は、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)&田中直樹(ココリコ)がMCを務め、"池の水をぜんぶ抜く"をコンセプトに2017年1月に放送して以来反響を呼んでいるシリーズで、現在月1回のレギュラー放送を行なっている。今回は、ロンブー淳が2006年のNHK大河ドラマ『功名が辻』で演じた戦国武将・中村一氏が一時城主だったという、大阪・岸和田城のお堀の水を抜く。中村が大軍を撃退し守り抜いた城、ということで淳の思い入れも強く、「僕が守り抜いた城なんだよね」と自慢げに歴史うんちくを披露した。
ゲストには、新ドラマ24『コタキ兄弟と四苦八苦』(2020年1月10日スタート、毎週金曜24:12~)にW主演する古舘寛治と滝藤賢一が登場。四児の父である滝藤は、「子どもが大好きなので、見たことあります。パパやってくるよ! と言ってきた」と意気込む。さらに古舘は、小学校4年生まで岸和田市に住んでいたといい、岸和田城にもゆかりが。ところが、2人の前に深さ130センチのヘドロが立ちはだかる。外来種のコイを捕獲し「パパやったよ!」と喜ぶ滝藤だが、「楽しい! ……楽しいけど、下半身が鍛えられる」と想像以上に大変だった様子。古舘も「(ヘドロの中を)歩いただけで疲れた」と苦戦した。
また大阪と言えば、これまで番組でも犯罪の匂いのするヤバいゴミがたくさん出ていたために、岸和田市長からの依頼も「不法投棄のゴミが多いので、お堀をきれいにしてほしい」というもの。400年放置されたお堀からは一体どんなゴミが出てくるのかも注目となっている。岸和田城には伏見城から移築された櫓があったということで、明治時代に取り壊されたその伏見櫓のお宝が出てくる可能性が高いため、櫓跡付近を捜索すると、江戸時代の排水管や伏見櫓の屋根に使われた建材が。専門家も興奮のお宝の数々が登場する。