お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、7日に放送されたラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ/毎週土曜9:00~)で、時事ネタ漫才について語った。
東京・浅草公会堂で11月30日に行われた『第50回記念特別公演 漫才大会』の話題になり、同大会にゲスト出演したお笑いコンビ・爆笑問題について、塙は「やりずらかったでしょうね。みんな(時事ネタを)やりたがるから」とポツリ。
続けて、「工夫しろよって思いますけどね。ただ、“沢尻”って言うコンビもいたし。1年目のヤツが『別に』って言った瞬間にぶん殴りそうになりましたけどね。お前、まだ早いだろうと。雑に扱うんじゃねえよ、散りばめているんじゃねえよって(笑)」と苦言を呈した。
「関係ないんだもん。だって、普通の漫才をやっているのに、急に入れる。あれでやっぱり若手は勘違いしちゃうんだよ。で、ウケるでしょ。それで中毒になっちゃって止められなくなっちゃう」と分析し、「“薬物ネタ中毒”ってあるんですよ、本当に。“薬物ネタ中毒”が結構蔓延していて、言えばウケるから。気軽な感じでやっちゃダメ」と語った。
そして、「あとは師匠ネタね。師匠ネタも1回やればウケ始めるから。俺らもやり始めたときあったじゃん。そこで工夫がほしいわけよ。なのに、イジるだけイジるやつっているじゃない。それはやめてほしいよね。簡単に手を出すと抜けられなくなっちゃう」と話していた。