女優の水野美紀、俳優の柄本明らが、フジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(来年1月6日スタート、毎週月曜21:00~)に出演することが6日、明らかになった。
あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の活躍を描く刑事ドラマの同作。18年7月クールから引き続き出演する沢村一樹、横山裕、本田翼に加え、新たに水野美紀、森永悠希、高杉真宙、上杉柊平、柄本明の出演が決定した。
水野が演じるのは、法務省官僚で、井沢範人(沢村)、山内徹(横山)、小田切唯(本田)が所属する「未然犯罪捜査班」の統括責任者・香坂朱里。ミハンの法制化を警察には任せられないとし、自らミハン統括責任者に志願したが、井沢はその真意に疑問を抱いている。
水野は「コメディー要素の全くない女性を演じるのが久し振りで緊張しています。大学中退、つまり最終学歴が高卒の私なのでかなり背伸びして役作りをしていることにも緊張しております。ピチッとスーツを着て、背筋の伸びる気分です。後半、彼女の隠された過去が明かされていきます。ミハンの皆さんとの関わりを楽しみつつ、しっかり役割を果たしたいと思います」と心境を語る。
柄本が演じるのは、コンピューターに向き合うことに疲れた伝説の天才ハッカー・加賀美聡介。「伝説のハッカーなのに、コンピューターに飽きており、むしろ潜入捜査に興味を持っている超マイペースな加賀美を演じます。ご覧いただけたら幸いです」と役柄を紹介した。ちなみに前作では、息子の柄本時生がミハン捜査員としてパソコン画面と向き合っていた。
他にも、新人研修でミハンに配属されたキャリア警察官・吉岡拓海役で森永悠希。男性恐怖症の小田切が初めて心を開くことになるスポーツカメラマン・篠田浩輝役で高杉真宙。香坂とともに法務省から派遣されてきた官僚・北見俊哉役で上杉柊平の出演も決定。
森永は「その経歴に演じる僕自身がプレッシャーをかけられているのですが(笑)、頑張りたいと思います」、高杉は「パワフルでステキな皆さんと篠田を生き抜きたいと思います」、上杉は「非常にクセのあるキャラクター達の中で、何が正義で、何が正解なのか、という答えの無い問いに僕も頭を抱えて過ごしたいと思います」と、それぞれ意気込みを語っている。
なお、前作で捜査一課刑事の早川誠二を演じたマギーも同役で再登板。「もちろん一番喜んでいるのは僕自身です。むしろ僕だけ かもしれません(笑)。今回こそミハンメンバーたちのスタイリッシュな捜査に加わりたいのですが、アクションは無理かなぁ。なので、このドラマのもうひとつの魅力であるキャラクターたちの人間臭さ、早川刑事の苦虫をかみ潰したようなおっさん臭さを全面に出して大好きな作品の一端を担いたいと思います!」と喜びを話した。
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