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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー・インテリアショップ店主:末永 京
DIYアドバイザーで3児の母。
埼玉県川口市にある『インテリア&カフェToiToiToi』店主。
DIYワークショップ講師、店舗や住宅のDIYプロデュース、内装リフォームなど。著書に『シェルフを作ろうはじめてのDIY』㈱パッチワーク通信社がある。
自宅のウッドデッキ塗装のはがれが気になる、色を変えたいと思う方も多いでしょう。そんなときに便利なのが「ウッドデッキ塗料」。この記事では、ウッドデッキ塗料の選び方の説明とおすすめ商品を紹介。水性タイプ、油性タイプ、塗料のカラーなど選ぶときのポイントを解説しています。
ウッドデッキ塗料を使うメリット
ウッドデッキはナチュラルな風合いが魅力的ですが、日光や雨にさらされています。その結果、木材が劣化して折れたり割れたりしてウッドデッキが使えなくなることも。
そこで重要なのが、ウッドデッキ用の塗料を使うことです。専用塗料には、木材を保護するための成分が配合されており、一般的な塗料を使うよりも大きなメリットがあります。
ウッドデッキ塗料の選び方
それでは、ウッドデッキ塗料の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】木材保護着色塗料かどうか
【2】水性・油性か
【3】仕上がりの色合い
【4】設置場所
【5】乾く時間
【6】お庭に合うカラー
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】木材保護着色塗料かどうかチェック
ウッドデッキ用塗料を購入する際には、「屋外木部用」や「木材保護着色塗料」の表示があるものを選びしましょう。屋外木部用の表示がある塗料には、紫外線や水濡れから木材を守る成分が配合されています。
木材保護着色塗料は、こうした成分にくわえて着色料が入れられています。そのため、新しい木材には無職の屋外木部用塗料、退色した木材には木材保護着色塗料というように、使い分けるのもおすすめです。
【2】水性・油性かチェック
塗料には水性塗料と油性塗料があり、両者に長所と短所があるのでこだわりにあったほうを選ぶといいでしょう。
▼手軽に使える水性塗料
水が主成分の「水性塗料」は、いやなニオイや有害物質が少なく手軽に扱えるのが特徴。サラサラとした塗料なので、ムラなく塗れる点も大きなメリットです。
一方で、油性よりも耐久性がやや落ち、衣類などに色移りしやすいなどのデメリットも。うえからニスを塗るなど、工夫しだいでこれらのデメリットは克服できるので、水性塗料を使うときにはぜひ試してください。
▼耐久性重視なら油性塗料
「油性塗料」は、耐水性や耐久性が高く、メンテナンスの頻度が少なくても木材を長持ちさせやすいのが魅力。しかし、配合されている成分によってニオイが強く、専用の薄め液が必要な場合もあります。
そのため、ある程度の不便さがあることを理解しておくことが大切。ただ、油性塗料は木目が表れやすいなど、耐久性以外のメリットもあるので、仕上がりの満足度はとても高いでしょう。
【エキスパートのコメント】
塗料には水性塗料と油性塗料があります。両者に長所と短所があるのでこだわりにあった方を選ぶといいでしょう。まず水性塗料はニオイが少なく、塗料を薄めるときや刷毛を洗うときも水でできるので手軽に扱うことができ、お子さまがいるご家庭や塗装に慣れない方におすすめです。
油性塗料はニオイがきついものが多く、塗料を薄めるときや刷毛を洗うときには『ペイント薄め液』を使わなければならないため手間がかかりますが、水性塗料に比べ耐久性が高く、一度の塗装で長持ちするというメリットがあります。
注意が必要なのが、過去に油性塗料を塗ったウッドデッキの場合、その上から水性塗料を塗ると弾いてしまう可能性があるので注意が必要(水性塗料の上から油性塗料を塗っても同様です)。その場合はサンダー(研磨用の電動工具)などで油性塗料を落としてから水性塗料を塗る必要があります。
【3】仕上がりの色合いをチェック
ウッドデッキ塗料には浸透タイプと造膜タイプがあります。木の質感を優先する場合は浸透タイプを、耐久性を優先する場合は造膜タイプを選ぶといいでしょう。
▼木目を残したいなら浸透タイプ
「浸透タイプ」は、木材のなかに塗料が浸透して耐久性を高めるタイプ。表面を完全に覆わないため、木材そのものの雰囲気が残り、木目もキレイに表れます。
ただし、表面の経年劣化などはおさえることができず、ささくれなどができてしまうことも。そのため、新しいウッドデッキのメンテナンスに使うときなどには浸透タイプが向いています。
▼日陰のデッキには造膜タイプ
ペンキのように木材の表面に塗膜を作って木材を守るのが「造膜タイプ」。木目などは全部隠してしまいますが、表面がキレイになるため新品のような仕上がりになります。
しかし、塗膜タイプは紫外線に弱く、塗膜が劣化すると割れてしまい保護機能が弱くなることも。日に当たらない部分に使用するか、紫外線カット性能が高いものを選び、きちんと日光対策を講じておきましょう。
【エキスパートのコメント】
ウッドデッキ塗料には浸透タイプと造膜タイプがあります。浸透タイプは木材の内部まで塗料が浸透し、木の木目などの質感を残した仕上がりになるのが特徴です。一方、造膜タイプは塗料の表面に膜ができるので、木本来の質感は薄れてしまうものの、表面の膜が木材を保護してくれるというメリットがあります。
木の質感を優先する場合は浸透タイプを、耐久性を優先する場合は造膜タイプを選ぶとよいでしょう。
【4】設置場所をチェック
ウッドデッキは設置場所や環境によって劣化の速度が大きく変わるものです。そのため設置場所の環境に合わせて塗料を選ぶ必要があります。
具体的には、屋根がなく雨がかかる場所には撥水加工のある塗料、直射日光が当たる場所には紫外線から守ってくれるUVブロックの効果があるものを選ぶなど、ウッドデッキの設置場所と環境に合ったものを選びましょう。
【5】乾く時間をチェック
塗料をキレイに塗るためには、しっかりと乾かしてから重ね塗りをすることが重要。乾ききっていないのに重ね塗りをすると、塗料が変に混ざってしまい色ムラができやすくなります。
そこで、塗料の乾燥時間もきちんとチェックしておきましょう。とくに、季節によって空気の乾燥度合いや日照時間が変わるため、作業する天候などに合わせて選ぶと失敗しにくくなります。
【6】お庭に合うカラーをチェック
ウッドデッキ用の塗料は、定番の茶色系以外にもさまざまなカラーが販売されています。そのため、自分の好みに合うカラーで塗装するとよいでしょう。
ただ、ウッドデッキが目立つ庭の場合、新しく塗装したカラーが浮いてしまうことも。好みを優先しながらも庭全体の雰囲気とマッチするカラーを選ぶと、よりすてきなウッドデッキに仕上がります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)






