doda(デューダ)は11月25日、「残業時間ランキング2019」を発表した。調査時期は2019年7月、調査対象は20~59歳の正社員で、有効回答は1万5,000人。

残業が少ない職種、1位「美容関連職」

  • 左:残業が少ない職種 上位20位、右:残業が多い職種 上位20位

ビジネスパーソンの平均残業時間は、1カ月24.9時間。1カ月の出勤日数を20日間とした場合、1日あたりの残業時間は平均約1時間15分となる。

今回の調査で平均残業時間が少なかった職種は、1位「美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)(販売・サービス)」(10.3時間) 、2位「営業事務・アシスタント(事務・アシスタント)」(11.1時間)、3位「生産・製造・プロセス開発(医療系)(医療系専門職)」(11.4時間)、4位「医療事務(事務・アシスタント)」(13.6時間)、5位「経理事務・財務アシスタント(事務・アシスタント)」(14.8時間)となった。

残業時間が少ない職種上位20位には、事務・アシスタント系に分類される11職種中、9職種がランクイン。また医療系専門職も6職種中、5職種がトップ20に入った。

一方、平均残業時間が多かった職種は、1位「設備施工管理(建築・土木系エンジニア)」(41.6時間)、2位「建築施工管理(建築・土木系エンジニア)」(36.7時間)、3位「食品/消費財メーカー(営業)」(35.9時間)、4位「プロデューサー/ディレクター/プランナー」(35.2時間)、5位「ITコンサルタント(アプリ)(IT・機械系エンジニア)」(34.2時間)となった。

残業時間が多い職種上位20位には、7位の「総合商社」や10位の「証券会社(法人)」など営業に分類される職種が7職種、建築・土木系エンジニアが5職種ランクインした。