JR西日本は1日、山口県内の「ICOCA」エリアを拡大し、山陽本線の南岩国~徳山間で2022年春(予定)からサービスを開始すると発表した。

  • 227系を使用した山陽本線の普通列車

「ICOCA」は鉄道の利用だけでなく、加盟店において電子マネーとして買い物の際の支払いにも利用できるICカード乗車券。現在、山口県内の山陽本線では南岩国駅まで「ICOCA」の使用が可能となっているが、新たに南岩国~徳山間の14駅も「ICOCA」エリアに拡大される。サービス開始は2022年春を予定し、サービス開始日など詳細は決まり次第、発表される。

きっぷの機能をICカードにプラスしたカード「ICOCA」では、チャージしておくことにより、改札機にタッチするだけで乗車区間の運賃を自動的に精算することができる。カードの種類には、誰でも利用できる「ICOCA」、小児用の「こどもICOCA」、現金なしでチャージが行える「SMART ICOCA」があり、定期券ときっぷの機能をあわせ持った「ICOCA定期券」「こどもICOCA定期券」「SMART ICOCA定期券」もあるという。