JR西日本は24日、和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」とのコラボで運行している「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」の運行期間を延長するとともに、このラッピング編成を1編成追加し、2編成で運行すると発表した。2020年春以降、ラッピング編成のうち1編成の運行時刻を固定し、毎日運転とする。

  • 287系にラッピングを施した「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」

「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」は、京都駅・新大阪駅から和歌山県へ向かう特急「くろしお」に使用される287系1編成に、沿線のテーマパーク「アドベンチャーワールド」のパンダをはじめ、さまざまな動物たちをラッピングした編成で、2017年8月から運行開始した。運行列車・区間は日によって異なる。

今回の発表によれば、2019年11月までとされた運行期間を2020年8月頃まで延長するとともに、さらに1編成追加するとのこと。追加する編成は2019年12月に登場し、2023年夏頃まで運行される予定。運行区間やデザインイメージは現在の編成とほぼ同じとされた。

来年春から運行列車を固定するとともに、運行時間を時刻表などで公表する予定。来年度もラッピング編成を追加投入できないか、現在検討を進めているという。