JR西日本岡山支社は、11月9・10日に因美線津山~智頭間で運転する「秋のみまさかスローライフ列車」に合わせ、実施するおもてなしイベントの内容を発表した。

  • 「秋のみまさかスローライフ列車」は「ノスタルジー」車両を使用して運転される

「秋のみまさかスローライフ列車」はキハ40・47形「ノスタルジー」車両3両編成を使用し、各日1往復運転。往路は津山駅12時3分発・智頭駅14時43分着、復路は智頭駅14時50分発・津山駅16時49分着となる。同列車の運転に合わせ、おもな停車駅等で地元関係団体などの協力によるおもてなしを実施。津山駅では美作県民局による観光パンフレット配布や駅長による見送りを行い、隣接する「津山まなびの鉄道館」では11時頃から転車台の回転実演を実施する(別途入場料が必要)。

往路で2分間停車する高野駅では、11月9日のみ昭和30年代の看板やポスターを展示する「懐かしの昭和展」などを実施。往路のみ27分間停車する美作滝尾駅でも、地元特産品や特製弁当の販売、映画『男はつらいよ』ロケ風景や懐かしい鉄道風景のパネル・ポスター展示、鉄道関係品の展示などを行う。

往路・復路ともに停車する美作加茂駅では、タブレット(通票)を使った撮影会や地元特産品の販売会を開催。復路停車時に餅まきも実施する。貴重な手動転車台が残る美作河井駅では、往路の停車に合わせて「美作河井駅を守る会」による転車台などの鉄道案内や地酒販売などを行う。復路のみ停車する那岐駅では、三味線演奏(11月9日)や郷土芸能の演舞(11月10日)などを実施する。

その他、美作滝尾駅と美作加茂駅では、スローライフ列車オリジナルトートバッグ、「ノスタルジー」グッズ、津山まなびの鉄道館オリジナルグッズなどを販売する。