エンワールド・ジャパンは10月10日、外資系・日系企業の正社員として働いている年収800万円以上の人を対象とした「転職のきっかけ」に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年9月5~11日、調査対象はエンワールド・ジャパンサービス登録者(20代以上)で、有効回答は1,332人。

  • 転職を考え始めたきっかけ・理由は何ですか(複数回答可)

    転職を考え始めたきっかけ・理由は何ですか(複数回答可)

転職を考え始めたきっかけ・理由を聞くと、外資系・日系企業社員ともに「キャリアアップ(昇進・仕事の幅を広げたい)」(外資系51%、日系54%)が最も多く、次は「給与・報酬アップ」(同46%、同48%)。両者の差が最も大きかったのは「会社の考え・風土が合わない」(同24%、同32%)で、日系企業社員の方が8ポイント多かった。

転職で不安に感じることは、両者ともに「現在の年齢」(外資系57%、日系63%)が一番多かったものの、日系企業社員の回答が外資系企業社員の回答を6ポイント上回った。

転職で実現したいことトップ3は、両者ともに「キャリアアップ(昇進・仕事の幅を広げたい)」(外資系60%、日系61%)、「給与・報酬を上げたい」(同59%、同62%)、「スキルアップ(新しい知識・技術の取得、自分の能力を試したい)」(同48%、同47%)との結果に。他方、最も差が大きかったのは「ワークライフバランス(残業時間、休暇の取得等)の改善」(同30%、同23%)で、外資系企業社員の方が7ポイント多かった。

転職を成功させるために具体的に行っていることを尋ねると、外資系企業社員は「人材紹介会社に登録・相談している」(68%)、日系企業社員は「転職サイト(企業へ直接応募できるサイト)に登録している」(69%)がそれぞれ最多となった。