女優の高畑充希がこのほど、神奈川県内のスタジオで行われた日本テレビ系ドラマ『同期のサクラ』(10月9日スタート、毎週水曜22:00~)の制作発表会見に登場し、自身の本当の人格をアピールした。
脚本の遊川和彦氏ら『過保護のカホコ』のチームが再集結する同ドラマは、忖度できない主人公・サクラ(高畑)の入社から10年間を描くオリジナル作品。役柄について、高畑は「サクラという人は忖度できなさすぎて、生き方としていいのか分からないけど、すごいカッコいいしウソがないからとても信用できると思うので憧れる部分もあるし、眺めてて面白いなっていう部分もあります」と語る。
だが一方で、「遊川さんと組むとだいたい変な役をやらされる(笑)。サクラも結構変な人なので、私は普通の人だって言うことを伝えたい(笑)。超ノーマルっていうことを伝えたい」と強調。
同期社員役の橋本愛も「サクラは本当に変な人で、目をずっと見開いていて、まばたきもしないし、本当に妖怪レベルの日常ではなかなか出会うことのない人にドラマという特殊な世界で出会えるのも面白い」と評しながら、「でもサクラの中にある根っこの部分は人間らしいもので、それを見るたびに『私に近いかも知れない』って思うんです」と共感しているそうだ。
また、高畑は「完全オリジナルで、どういうドラマになるのか分からないうちにご一緒させていただくことが決まったので、ドラマに関してこんなに最初から携わることはなかなかなかったから、これでもかというほど“話し合いタイム”が設けられて、クランクインまでにグッタリしました(笑)」と、今回は撮影前からかなり熱を注ぎ込んできた様子。
「台本が3話まで来てるんですけど、1話より2話、2話より3話みたいな感じで面白さが加速しているんです」と期待を述べながら、「4話でストップするかもしれないけど(笑)」と冗談めかすと、記者の後方で見守っていた脚本の遊川氏から間髪入れず「うるせーよ!」とツッコミが飛び、会場が大いに沸いた。