9月27日、日本橋エリアに新たに登場する商業施設「コレド室町テラス」。「『価値ある時間』を、過ごす場所。」をコンセプトとして、日本初出店となる「誠品生活日本橋」など全31店舗を展開する。本や雑貨などの買い物に加えて、飲食も楽しめる同施設の魅力をたっぷりと紹介しよう。
くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド「誠品生活日本橋」
まず紹介したいのは、台湾・中国・香港で40店舗以上を展開する「誠品生活」の日本初店舗「誠品生活日本橋」だ。本を中心に据えた大型のセレクトショップで、書籍をテーマにしたイベントを予定するなど、文化情報を発信するプラットフォームとしても注目を集めている。
コンセプトに掲げているのは、”くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド”。「誠品選書」と呼ばれる企画・イベントで、シーズンごとにテーマを変えた選書を行うなど、独自の目利きで精選された本を並べているのが特徴だ。
本以外の商品についても、日本と台湾の文具や伝統食材、キッチン雑貨をこだわってセレクトしているほか、両国の新鋭クリエイターの作品、伝統雑貨などを幅広く発掘・紹介。その場を訪れるだけで、新しい発見やインスピレーションが得られるという魅力がある。
台湾茶ティーサロンの「王徳傳」や、台湾料理を提供するレストラン「富錦樹台菜香檳」、パイナップルケーキで有名な「郭元益」なども、同様に日本初出店。日本と台湾の新旧文化を体感できる場所として、楽しめそうだ。
雑貨、スイーツ、ごはんもの……おもたせの調達に便利なお店たち
2階フロアの誠品生活に続き、1階フロアでは、おもたせやちょっとしたおみやげを調達するのに便利な店舗が数多くそろっている。
中でも、福岡で根強いファンを持つという人気のおもたせ「だしいなり」(だしいなり 梅木)は要チェック。出汁をたっぷりと含んだお揚げが特徴で、テイクアウトの他、イートインでは1個から注文可能となっている。同じくオーダーできる日本酒を一杯ひっかけながら味わうなど、粋な楽しみ方もできそうだ。
また、北海道外初進出となる「フェルム ラ・テール 美瑛」では、美瑛産ジャージー牛乳を使った人気のプリン「大地のプリン ウ・オ・レ」やプレミアム食パンが手土産として重宝しそう。
流行に敏感な女性には、中目黒で人気のビーントゥーバーチョコレート専門店「green bean to bar CHOCOLATE」のコレド室町テラス限定生チョコ、マカロンを、プレゼントするのも良いかもしれない。
朝ごはんから締めパフェまで、多彩な飲食店
加えて、地下1階から1階のエリアには、居酒屋や寿司・とんかつ・焼き鳥など、ランチからアフターファイブまで使える店舗が勢ぞろいしており、その多彩さが魅力といえるだろう。
箱根湯本ホテルが展開する新業態のベーカリーレストランバー「Hakone Bakery Dining & BAR」では、自慢のパンを中心としたメニューが午前8時からイートインで楽しめるなど、朝食メニューが充実している店舗も。
クラフトビール醸造所を併設しているブリュワリーレストラン「CRAFTROCK BREWPUB&LIVE」で、作り立てのクラフトビールを堪能するのも良い。
ディナーの後は、『白い恋人』でおなじみの「ISHIYA」による北海道外初のカフェ「ISHIYA NIHONBASHI」で「締めパフェ」を味わうなど、終電まで盛りだくさんで楽しめそうだ。
買い物に、デートや飲み会に、そして、休日の楽しみに……さまざまな使い方ができそうなコレド室町テラス。一度足を運んでみてはいかがだろうか。