叡山電鉄は鞍馬線開通90周年事業の一環として、鞍馬駅の駅前にある「大天狗」のモニュメントをリニューアルし、10月18日に完成披露式を行う。
リニューアルに際し、沿線にある京都精華大学の学生に協力を仰ぎ、学内と叡山電鉄社内でのプレゼンを経てデザインを決定。従来の大天狗のイメージを受け継ぎつつ、力強さの中に地域を見守る優しさや温かさを表現したという。
モニュメントはFRP製で、全体の高さは4m、天狗の顔の高さは1.8m。現在の大天狗は12月20日まで設置する予定。大天狗の披露と同時に、鞍馬駅待合室内で展示している「鞍馬の火祭」の中松明(ちゅうたいまつ)も約15年ぶりに入れ替える。
大天狗完成披露式は10月18日10時30分から開催。叡山電鉄・鞍馬寺・京都精華大学などの関係者が参列し、関係者挨拶と大天狗の除幕式、「鞍馬の火祭」松明入れ替えの紹介、記念撮影などを行う。