ジャニーズJr.のメンバー8人が主演するBS日テレのドラマ『恋の病と野郎組』(毎週土曜23:30~)では、14日放送の第9話で“告白祭り”が展開される。

  • 『恋の病と野郎組』第9話より=BS日テレ提供

共学にもかかわらず、男女比の都合で作られた全員男子のクラス(通称“野郎組”)に集められた男子高生8人が、“女子と話せない病”を患いながらも、女子との触れ合いを求めて一致団結、奮闘する学園ラブコメディの同ドラマ。

第9話は、これまで女子に接近する機会を得ながらも玉砕し続けてきた野郎組の面々が、“女子と話せない病”を本気で克服すべく、それぞれに「女子と会話できなかった場合の屈辱的な罰」を設定して、必死の再アタックをする。

前回のAぇ! groupの正門良規演じる八代の成功を受け「俺たちに必要なのは、恋愛ドラマには付き物のカセだ」とHiHi Jets・高橋優斗演じる一条が「女子と話せない病よりやばい障害を作って自らを追い込めば病は克服できるのでは」と言い出す。野郎組は、これまで接点があった女子たちに再接触。会話できなければそれぞれが屈辱的な罰を受けることを自らに課す。次々と女子との会話に挑む野郎組のメンバー。一番女子と接点が薄かった一条は、女子と話せなかったら一生彼女ができないというカセを与えられるが…。

また、野郎組が再度アタックする恋の相手として、これまでに登場した各話のヒロインたちも再登場する。

一条が再アタックするのは、若佐第一高校の男子生徒憧れの的存在であるミス若佐第一準グランプリの原アスカ(茅島みずき)。第1話で一条は、“ASUKA”と書かれたポーチを拾ったものの、アスカに渡すことができなかった。しかもそのポーチは、実は花岡(濱田崇裕)のものであることが分かるというオチだった。

美 少年の佐藤龍我演じる二葉桜太郎が再アタックするのは、中学時代の同級生の倉木ユリ(出口夏希)。第2話で二葉は、スマホをゲットしたことで、中学時代の同級生ユリとSNSでいい感じになり、デートの約束を取り付けた。しかしデート当日、授業中にスマホの着信音が鳴ってしまい、花岡にスマホを没収され連絡が取れなくなったことで、ユリからブロックされたままだ。

7 MEN 侍の中村嶺亜演じる三村蓮が再アタックするのは、演劇部員の千夏(川床明日香)。第3話で三村は、演劇部部長の山田と揉めて部活に出なくなった千夏の思いを知り、着ぐるみを着て相談に乗った。しかし、その揉めた原因が、三村が以前書いた脚本のことだったと知り、さらには千夏が脚本を「ダサい!中二病! セリフもひどくて恥ずかしい」と言うのを聞いてしまったことが今でもトラウマとなっている。

少年忍者の織山尚大演じる四谷翼が再アタックするのは、アニメの話題で意気投合した同級生の真奈美(岡本莉音)。第4話で四谷は、マジカルアイドルの話で真奈美と話が盛り上がり、映画デートの約束をした。しかしデート前日に、女装コスプレ姿の四谷と真奈美が遭遇してしまい、デートをキャンセルされてしまった。それ以来、真奈美とは話しができないままだ。

HiHi Jetsの猪狩蒼弥演じる五島律が再アタックするのは、ミス若佐第一グランプリの藤田リサ(田鍋梨々花)。第5話で五島は、CDを貸したのがきっかけで、軽音楽部の部室で一緒に音楽を聞いたりするようになり、さらにはリサのために校内ライブまで開催したものの、リサには彼氏がいることが発覚。ルーズでデリカシーのないリサに不満を抱きつつも何も言えずにいる。

美 少年の岩崎大昇演じる六反田陽汰がアタックするのは、ボーイズラブ好きの腐女子の2人、馬場(ついひじ杏奈)と安達(百音)。第6話で六反田は、七瀬に「俺、ロクちゃんのこと大好きだから!」と言われてときめいてしまい、腐女子たちがその恋心を応援してくれていた。しかし、鼻から牛乳を出す七瀬の顔に幻滅して恋心が失せたことで、六反田は腐女子の2人に似非BLと誤解されたままだ。

HiHi Jetsの作間龍斗演じる七瀬誠が再アタックするのは、キンセンカ学園に通う元カノの葵(小川未祐)。第7話で七瀬は、葵の友達と一緒に合コンでピクニックに行く。付き合っていた時と同様、会話が途切れないように一生懸命しゃべる葵の心遣いに気づかない七瀬。勇気を振り絞って葵に「今でも好きだ」と告白したものの「次は花岡先生みたいな優しくて大きな人を好きになりたい」と振られてしまった。

屈辱的な罰とは何か。そして、どのように再アタックするのか。果たして、野郎組の面々は“女子と話せない病”を克服できるのか…。

(C)「恋の病と野郎組」製作委員会