少子高齢化に伴い、様々な仕事の現場で労働力不足が叫ばれている昨今。「働き方改革」には取り組みたいものの、人材が足りずになかなか思うようになっていない会社も多いはず。日々、煩雑な作業に追われていると思わず「ああ~猫の手も借りたい! 」なんてボヤいてしまいたくなるというもの。そんな人材不足を解消するために、猫の手ならぬロボットの手を貸してくれるサービスが誕生したと聞いて、発表会に行ってみた。そこで目撃した「ヒトvsロボット」対決の結果とは!?

  • ヒトvsロボット、いざ対決

中小企業でも取り入れられるコスパ◎なロボ

そのサービスとは、"誰でも・手軽に・すぐに"導入できる「FAST RPA(ファスト RPA)」をコンセプトとした、中小企業向け次世代型 RPA サービス『コボット』。求人サイト、アルバイト情報サイトを運営するディップが9月2日より販売を開始したものだ。

  • 発表会の冒頭、ディップ執行役員AI・RPA事業部長の三浦日出樹氏により「コボット」開発の経緯が語られた

RPA(ロボティックプロセスオートメーション)は人材不足の折、導入する企業や団体が増えているようだ。ただし、導入や保守にかかるコストも高いという問題点もあるという。そこでディップでは、現在の労働市場における人材不足の解決へのさらなる貢献を目指し、中小企業向けに、ファストファッションやファストフードのように低価格で誰でも使える「FAST RPA」を掲げ、保守サービス込みのサブスクリプションの新サービスとして「コボット」を開発したそうだ。

  • 発表会には多くのメディアが集まっていた

「ヒトvsロボット」対決の結果とは!?

発表会では、実際に「コボット」がどんな働きをするのか? をアピールすべく、「ヒト VS ロボット! スピード転記対決」が実施された。これは、同社が手掛けるアルバイト・パート求人サイトの求人投稿の処理をスタッフとコボットでそれぞれ行い、その処理速度の違いを比較しようというもの。元のデータから投稿フォームに様々な項目を入力して、情報を転記する、地味に大変そうな作業だ。実際に女性スタッフが入力を開始すると、なかなかのスピードで情報を転記していく。1件の入力が完了した時間は1分54秒。結構な処理能力、う~ん、素晴らしいスタッフだ。同じヒトとして誇らしい。では、同時に処理をおこなっていたコボットの結果はというと、なんとその間、5件の求人情報を投稿しているではないか。5倍の処理能力! ヒト、破れたり。コボットすげえ。

  • コボットはヒトが入力作業をおこなっている横で粛々と5倍の能力を発揮

なるほど、地道に黙々と、正確に行わないといけない作業が5倍の速度でできるとなると、相当な労働力だ。これからの時代、ヒトとロボットが当たり前のように労働力として共存していく社会になっていくのかもしれない。人材不足にお悩みの中小企業にとって救世主となりそうな「コボット」の活躍に今後も注目だ。「コボット」について、詳しくはオフィシャル・ウェブサイトを参照してほしい。

著者:岡本貴之

1971年新潟県生まれのフリーライター。音楽取材の他、グルメ 取材、様々なカルチャーの体験レポート等、多岐にわたり取材・ 執筆している。好きなRCサクセションのアルバムは『BLUE』。趣味はプロレス・格闘技観戦。著書は『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之編・河出書房新社)」