叡山電鉄は現在実施中の「鞍馬線開通90周年事業」の一環として、鞍馬駅前モニュメント「大天狗(おおてんぐ)」を今秋リニューアルすると発表した。

  • 鞍馬駅前の「大天狗」をリニューアル

鞍馬線は2018年12月1日に開通90周年を迎え、2019年12月まで約1年間、「鞍馬線開通90周年事業」を実施している。その一環で、1994年に平安建都1,200年を記念して鞍馬の自治会により制作された鞍馬駅前モニュメント「大天狗」がリニューアルされる。

「大天狗」のモニュメントは2002年から鞍馬駅前に設置され、地域住民や観光客など多くの人々に親しまれてきたが、長年にわたり屋外に設置していた影響から老朽化が著しく、大雪の重みで鼻が折れる被害もあったことなどから、デザインを一新した上でリニューアルすることになった。

現在の発泡スチロール製「大天狗」の展示は12月20日まで。おもにFRP(強化プラスチック)を使用した新しい「大天狗」は10月18日にお披露目される予定。当日はお披露目の記念式典も予定されている。