エイチーム引越し侍はこのほど、「新居のエアコン事情と熱中症」に関する調査結果を明らかにした。同調査は5月31日~7月25日、引っ越しの見積もり比較サイト「引越し侍」のユーザー4,015名を対象にインターネットで実施したもの。
新居にエアコンはどのくらい設置されていたのか尋ねたところ、84%が「ついていた」と回答した。
地域別にみたところ、エアコンがついていない割合は「北海道・東北」(34.6%)が最も多かった。比較的暑い地域にもかかわらず、「関西」(21.1%)、「九州・沖縄」(18.7%)も多い。関西・九州沖縄の中で、特にエアコンの設置率が低かったのは、関西では和歌山県と大阪府、九州・沖縄地方では佐賀県と福岡県だった。
エアコンが設置されていない物件に引越しをした人に、今年の夏、エアコンをどうするか尋ねたところ、49%が「新しくエアコンを購入する」、21%が「前の家のエアコンをつける」と答えた。17%は「エアコン購入予定なし」と回答している。
エアコンを購入しないと回答した人に、今年の夏の乗り切り方を聞くと、74%が「扇風機などで夏を乗り切る」と答えた。
エアコンの有無と熱中症の経験の関係性について調査したところ、エアコンのある物件に引越しした人で熱中症になったことがあると答えた人は16.7%、エアコンなしの物件に引越しした人で熱中症になったことがあると答えた人は、12.7%だった。
熱中症対策について聞くと、1位は「水分補給」、2位「涼しい服装をする」、3位「サプリや塩分タブレットなどを食べる」が多かった。