お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が22日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演し、反社会的勢力との闇営業問題で吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が20日に行った謝罪会見について言及。号泣しながら吉本に対して改善を訴えた。

ハリセンボンの近藤春菜

春菜は「宮迫さんと亮さんが会見をしたことによって、お二人が一番伝えたかった詐欺被害に遭われた方への謝罪が、お二人の生の声で伝えられたことがよかった」とコメント。「そもそもはお金を受け取らなかったとウソをついたことがいけないことで、それがこのことを大きくしてしまった」とした上で、「宮迫さん亮さん、闇営業に関わった芸人さんたちは、そこに早く気がついて謝りたいと思って、会社にすぐに言うわけですよね。でもそこで会社は『静観しましょう』って提案してきた。もうここから悪い方向にしか行ってないじゃないですか」と指摘した。

そして、「ファミリーって言いながらも、岡本社長のパワハラとも言える言動があって。私は何でそれをするのか真意が全くわからなくて。会見をやることの何がいけなくてそういう言動をとったのか、今日社長が会見するということですけど、そこをはっきりと答えていただきたい」と言い、「会社は上層部の方たちだけのものじゃないんですよ。より良くお笑いとかエンターテインメントを届けたいっていう、それが一つになってないと。お笑いエンターテインメントをより良いものを届けるんだっていう会社になっていってほしい」と訴え。「吉本にいなかったら私はここまでお仕事をさせていただいてると思ってない」と吉本への感謝の思いも述べつつ、「だからこそ、より良くなってほしいですし、楽しくお笑いやりたいです」と語った。

先輩である加藤が経営陣の全面刷新を求め、そうでなければ退社すると宣言すると、春菜は「すみません」と切り出し、「土曜日の会見から、吉本という会社のことで、加藤さんであったり、直接の先輩方が、こんな、こんな究極の話をメディアでさせてるんだということを会社の方は感じてください」と号泣しながら訴え。「こんなことをメディアでさせてるということを下の者は聞きたくないし、そういうことを心に留めて、今後どうするのかを考えてください」と続けた。