俳優の佐野岳が8日、愛知・ナゴヤドームで行われたプロ野球「中日×広島」で始球式を行い、球速111キロを記録した。

  • ドアラ(左)と佐野岳=東海テレビ提供

東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『仮面同窓会』(毎週土曜23:40~)に出演する佐野は、地元愛知出身で、中学・高校と名門校のサッカー部で名を馳せた。1塁側の通路で待機中、中日ドラゴンズの大島選手と記念撮影し、祖父江投手と言葉を交わした。

そして、ドアラに連れられてマウンドに立った佐野は、背番号が「仮面」の特別仕様のユニフォームで登場。アンパイヤの「プレイボール」のコールを受けて投じた1球は、アウトコースいっぱいに決まるストレートで、目標の100キロを大きく上回る111キロをマークした。

始球式を終えた佐野は「すごく緊張しましたね。あんな大勢の前に立つことはなかなか無いので、自分じゃない気がしました。あの中で勝ち負けを決める大事な戦いを一戦一戦やっている選手たちはすごいです。しっかりしたメンタリティが無いと出来ないと思うし、アスリートってやっぱりすごいと思います。ドラマとか映画の撮影とはまたちょっと違った感覚ですね」と感想。

「練習の時に、マウンドから投げると高さがあるからズレが生じて投げづらいよというアドバイスをもらいました。でもマウンドに立った時に全部飛んじゃいましたけどね(笑)」というが、「111キロという結果には、自分でもビックリしています」と振り返った。

そして、13日に放送される『仮面同窓会』第7話について、「本当に今までで一番盛り上がる回だと思います。疑心暗鬼がピークに達した同級生3人が、過去の闇まで背負って対峙している様が、すごく面白いですし、なかなか衝撃的な事が起こる回なので、心して観て頂かないと、眠れなくなっちゃうんじゃないかと思います」と予告している。