カードローン情報メディア「ワイズローン」はこのほど、「貯金実態調査2019」を明らかにした。同調査は6月22日~24日、日本在住の男女1,060名を対象にインターネットで実施したもの。
貯蓄額を訪ねたところ、「100万円以下」(53.7%)が最も多かった。平均値は317万円となっているが、1,000万円以上貯金している5.1%が平均を押し上げていると考えられるという。
「100万円以下」と回答した人の具体的な内訳を見ると、「0~10万円」と回答した層と「95~100万円」と回答した層で大きく分かれ、貯蓄額が二極化していることがわかった。
年齢別の貯金額を見ると、「20歳未満」(14万円)が最も少なかった。しかし、20代では170万円、30代では320万円、40代では450万円、50代では621万円と、年齢が上がるにつれて増加傾向にある。一方、60代・70代になると貯金額が急激に降下することもわかった。
貯金の目的で最も多いのは「老後の備え」(59.6%)だった。老後の備えと回答した人は平均で424万円貯金している。貯金の目的で「起業」と回答した人の割合は4.9%と少ないものの、平均貯金額は2番目に多い408万円だった。
貯金年数別の貯金額を見ると、貯金年数が長いほど貯金額が高いことがわかった。貯金年数が0年目は貯金額が15万円であるのに対し、15年目になると1,164万円となっている。